オンライン帰省とは、ビデオ通話を使って実家の家族と顔を見ながらコミュニケーションを取ることをいいます。2020年の4月22日には、安倍総理もゴールデンウィーク中の人の移動を避ける方法としてオンライン帰省を呼び掛けていました。帰省先の両親が高齢でパソコンもスマホも持っていないという批判も多かった中、Googleマップのストリートビュー機能で実家の周りを見て帰省気分を味わったなんていう人もいたようです。
残念ながらおふくろの味を楽しんだり幼い子どもを両親にみてもらってくつろいだりはできませんが、ウィルスの危険にさらされることなく実家の家族とコミュニケーションを取ることができます。
実家が遠隔地の場合、毎年帰省するたびに気になるのがその費用。しかし、オンライン帰省ならお互い自宅にいながらビデオ通話でコミュニケーションが取れるため交通費が一切かかりません。インターネット環境さえあれば、完全無料で家族との時間を過ごすことができます。
浮いた交通費で実家の両親に贈り物をするのもいいかもしれません。
また、これも特に実家が遠い人にとって負担なのが移動時間。関東から九州、沖縄から東北など、長距離の移動が必要な場合はストレスに感じる人も少なくないでしょう。移動の面倒から解放されるのもオンライン帰省ならではといえます。
オンライン帰省には文字どおり「オンライン」環境が必要です。実家にパソコンやスマホがなく、インターネット環境すらない場合は残念ながらオンライン帰省はできません。
今後も気軽にオンライン帰省ができるよう、この機会に光回線やモバイルルーターの導入を検討してみましょう。
オンライン環境が整ったら以下のような無料アプリでオンライン帰省が可能です。
エクシオのオンライン婚活パーティーをはじめ、企業の会議や友達同士のオンライン飲み会などでよく使われている定番アプリです。長時間の利用にも適しているので、親戚を集めてオンライン飲み会をするのにも役立ちます。
ZOOMと並んでビデオ通話の定番アプリで、もちろんパソコンからも使えます。シンプルで使い勝手が良いですが、Microsoftのアカウントがない人は作るところからスタートするので手間に感じるかもしれません。
トーク画面からすぐにビデオ通話が使えるという手軽さが魅力。音質や画質にこだわらなければ十分なので、特に両親が高齢という場合はわかりやすくて良いかもしれません。大勢で一度に使うと回線が混む可能性があります。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂