新型コロナウイルスの出現が、これほどまでに世界を変えてしまうとは誰が想像したでしょうか。
今、新しい生活様式とされる「ニューノーマル」「ニュースタンダード」という言葉が生まれています。
しかし、いきなり今までとは違う生活様式を強いられることによって、私達が心身にストレスを受けるのは必須。
ここでは、コロナ疲れを起こしている人へ、心と身体の健康を守る方法をご紹介します。
いつまで続くかわからない自粛要請。普段通りにしていると思っても、心と身体には変化が起きているかもしれません。以下に心当たりはありませんか?
・なぜだか不安にかられる
・なんとなくイライラする
・そわそわ落ち着かない
・集中力がなくなった
・一人ぼっちを実感する
・やる気や意欲がわかない
・寝つきが悪くなった、眠れなくなった
・疲れが取れなくなった
・頭痛や肩こりがする
・関節が痛む
・めまいがする
・食欲がない
睡眠のリズムは生活の基本です。もし夜寝るのが遅くなっても、朝はいつもの時間に起きることがリズムを保つ秘訣です。それで日中に眠くなってしまったら、30分以内で昼寝をして解消しましょう。
普段通りの食事も、生活ペースを崩さないために役立ちます。日々バランスを考えなくても大丈夫。3~4日の単位で全体を見て、バランスを整えましょう。
特に運動は必要性が叫ばれています。わざわざ道具を買ったり、極端に体に負荷をかけたりする必要はありません。おすすめなのは、自宅でできるストレッチや筋トレ、ウォーキング、ジョギングです。ウォーキングやジョギングの際は、必ずマスクを着用しましょう。
家族と電話で話したり、オンラインで友達と会話をしたりなど、人との繋がりは保ちましょう。ZOOMやLINEを使って、オンラインで食事会や飲み会を催すこともおすすめです。
笑いは人の心身の健康になくてはならないもの。Youtubeで気に入った動画を見つけたり、SNSで面白い投稿を見たりするのも良い気分転換になります。
なかなかこの状況下では難しいかもしれません。しかしいつかは元通りの生活が送れる日が来ます。コロナ禍は傲慢な人類に課せられた使命と考え、自分1人だけがつらい目に合っているわけではないと認識しましょう。何か新しいことにトライするチャンス、と発想を転換し、普段は読まないジャンルの本を読むなどしてみてはいかがでしょうか。
世界中が手探り中である今、テレビやネットは、あえて情報の一部を切り取って大げさに表現したり、インパクトのある情報を流して注意を引き付けたりする傾向があります。情報過多に疲れたら、思い切って遮断するのも一つの手です。
心身が疲れた時は有効かもしれませんが、そうではないときに毎日ゴロゴロ何もしないでいると、逆に体調が悪くなったり五感が働かなくなったりし、人間らしさが失われてしまいます。
つらい、悲しい、不安・・・今は誰でもそんな感情に陥ります。耐えられなくなったら無理せずに家族や友人に話し相手になってもらいましょう。決して「自分は弱い人間」などと思わないことです。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂