Web会議サービス「Google Meet」が無料に?

目次

  1. Google Meetとは?
  2. なぜ無料に?
  3. Google Meetと他社サービスの違い

エクシオのオンライン婚活パーティーでもおなじみのアプリ「Zoom」をはじめ、Microsoft社の「Teams」やFacebookの「Rooms」など人気のWeb会議サービスはいくつかありますが、競合他社に対抗してGoogle社が「Google Meet」を段階的に無料で利用できるようにしていることをご存知でしょうか?
婚活以外でも在宅ワークの会議や友達との飲み会、習い事のレッスンなどに使う人が増えているWeb会議サービス。
中でも、無料提供でいま話題になっているGoogle Meetについてご紹介します。

Google Meetとは?

「Google Meet」は、米Google社が提供するWeb会議サービスです。
元々「Hangouts Meet」という名前でしたが、先日Google Meetに名称が変更されました。これまでは有料グループウェアサービス「G Suite」のうちの1サービスだったため、そもそもGoogle Meet自体を知らない人も多いでしょう。そんなGoogle Meetですが、2020年の5月以降に段階的に無料で利用できるようになりました。
Googleアカウントを持っていれば誰でも、最大100人までの無料Web会議を開くことができ、しかも9月30日までなら時間も300時間まで。つまりはほぼ無制限で利用可能ということになります(ちなみにその後無料版は60分までになる予定)。
YouTubeやGmailと同様、Googleが誇る強力なインフラ上でサービスが構築されているため、セキュリティと可用性に定評があるGoogle Meet。この機会に一度試してみるのも悪くないでしょう。

なぜ無料に?

IT業界にとどまらず、世界的に話題を呼んでいるこの度のGoogle Meet無料のニュース。開始にあたってG Suite統括バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのハビエル・ソルテロ氏は、「私たちは職場や学校、そして家庭においてまで世界的なコミュニケーション変⾰期の真っ只中にいます。⽇常⽣活のあらゆる⾯で利⽤可能で、使いやすく安全なツールがこれまでに無いほど求められています」とコメントしています。
しかしこの背景には競合サービス「Zoom」が頭角を現したことが大きく影響しているのは、間違いないでしょう。また、「Google ハングアウト」が終了に近づいていることも考えられます。現在はまだハングアウトでもビデオ通話が可能ですが、将来的にはGoogle Meetに吸収されるでしょう。

Google Meetと他社サービスの違い

無料版のGoogle MeetもZoomと同じく1つの会議に100人まで参加することができますが、Zoomが誰でもアクセス可能なのに対し、Google Meetの会議にアクセスできるのはGoogleアカウントを持つユーザーのみです。ダイヤルインのオプションもないためZoomよりも使いづらい印象ですが、Google Meetの魅力はむしろ別のところにあるといえるかもしれません。
先に述べたように、Google Meetは2020年9月30日までなら無料版のユーザーでも300時間まで利用可能。さらにGoogleカレンダーやGmailから会議の作成や参加が簡単にできるという、アプリ間の連携というメリットもGoogle Meetならではです。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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