「おデブ」と「ぽっちゃり」本当の境界線は○○○かどうか

私たちはふくよかな体型の人を「おデブ」や「ぽっちゃり」などと表現します。時と場合にもよりますし、相手と自分の立場や関係性でも変わってきます。
婚活市場ではぽっちゃり女性とのイベントは大盛況で、常に高いカップル率を誇ります。痩せている方が絶対にモテるというわけではありません。
男性でも、少しくらい恰幅がいい方が包容力が感じられて好き、という女性は大勢います。
上手く使い分けているつもりの「おデブ」と「ぽっちゃり」。特に女性は気にしますよね。本当の境界線はどこにあるのでしょうか?

目次

  1. ■BMIが25以上は「ぽっちゃり」、30以上なら「おデブ」?
  2. ■仲の良い人なら「ぽっちゃり」、嫌いな人なら「おデブ」?
  3. ■お腹より胸が出ていれば「ぽっちゃり」、お腹の方が出ていれば「おデブ」?
  4. ■本当の境界線は「異性として見られるかどうか」

■BMIが25以上は「ぽっちゃり」、30以上なら「おデブ」?

一般的にその人が肥満体型であるかどうかはBMIという指標で測ります。

BMI=体重÷(身長m × 身長m)

成人女性の平均身長は158.5cm、BMI=22が適正値とされているので、体重は55kg。これくらいが健康的な標準体重とされます。

BMIが25以上を肥満1度と言い、身長158.5cmの女性なら体重62.8kg。
BMIが30以上を肥満2度と言い、同女性なら体重75.4kg。

ピンと来ないので有名人を例に挙げてみます。(体重はネット上の公表値を参考)
お笑いタレント 森三中の村上知子さん:146cm、体重が60.5kg。BMIは28.4。
お笑いタレント ハリセンボンの近藤はるなさん:身長155cm、体重83kg、BMIは34.5。

近藤はるなさんが「おデブ」で村上知子さんが「ぽっちゃり」になりまが、果たしてそうでしょうか?感じ方は人それぞれだと思いませんか?

よって、BMIが25以上は「ぽっちゃり」、30以上なら「おデブ」→→→不正解!!!

■仲の良い人なら「ぽっちゃり」、嫌いな人なら「おデブ」?

「おデブ」と言うと悪口に聞こえますが、「ぽっちゃり」と言えば悪口には聞こえず、愛着を持った表現に聞こえます。
友達や先輩、あまり知らない人であれば、「ぽっちゃり」と言っておいた方が波風が立ちません。
逆にあまり好きではない人に対し「おデブ」と言ってしまうことはあるでしょう。

これはあくまでも主観に基づいた表現です。自分とその人との関係性や親密さによって変わる、ということです。

よって、仲の良い人なら「ぽっちゃり」、嫌いな人なら「おデブ」→→→不正解!!!

■お腹より胸が出ていれば「ぽっちゃり」、お腹の方が出ていれば「おデブ」?

見た目で決めつけようとすると、どうしてもこの指標を用いたがる人が多いです。立った時にお腹よりも胸が出ていれば「ぽっちゃり」お腹の方が出ていれば「おデブ」と考えます。
しかし、太っていても痩せていても胸の小さい人はいますし、かなり太った人であれば、胸が出ているというより、胸囲が大きいから必然的にバストサイズが大きくなる、ということもあるでしょう。

よって、お腹より胸が出ていれば「ぽっちゃり」、お腹の方が出ていれば「おデブ」→→→不正解!!!

■本当の境界線は「異性として見られるかどうか」

答えは、「異性として見られるかどうか」です。
そのお相手が、異性として恋愛対象になりうるかどうかで、嫌悪感を示す「おデブ」か、愛好感を示す「ぽっちゃり」かを無意識に判別しています。
ですから、数値や好き嫌いや見た目ではなく、その人の感じ方や考え方、価値観によって異なるのです。

これは痩せている人にも同様のことが言えます。痩せていても恋愛対象として見られない異性もたくさんいませんか?

特に女性は太っていると、自分を低く見たり、恋愛に自身が持てなかったりするでしょう。しかし、女性らしさや清潔感、笑顔や言動で、印象は大きく変わる、ということを忘れないでくださいね。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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