婚活バスツアーや地方自治体の街コン・散策イベントなどでは使えない手ですが、オンライン婚活パーティーであれば使えるのが会話のネタ帳です。
・相手に聞きたいこと
・自分のアピールポイント
・休日の過ごし方
・マイブーム
など、雑談として使える話題を予めメモに書いて、カメラに映らないところに用意しておきましょう。
相手の反応を見ながら、メモにある話題を使って会話のキャッチボールをするようにします。
緊張してしまうとどうしてもうまく言葉が出てこなかったり、頭が真っ白になってしまったりしますね。
「うまく話さなければ」「きちんとアピールしなければ」という焦りや緊張、不満で何も話せない。こちらの緊張はお相手にも伝わってしまいます。
そういうときにはお相手に「緊張している」と挨拶のあとでいいので伝えてみましょう。
お相手が「私もです」と同意してくれたら、お互いにほっとできます。
温かいハーブティーなどを用意して、リラックスして望めば、思った以上の収穫があるのではないでしょうか。
「緊張している」という共通点を発見したので、そこから少しずつ会話を続けましょう。
最初からうまくいく人はいないので、がんばりすぎなくていいのです。
オンライン婚活パーティーでは画面が暗ければ暗く見えますし、マイクを通して声が聞こえるので、普通に話しているだけでは声に固い印象が残ります。
お相手に伝えたいことを言葉だけで無く、意識して表情やジェスチャーで伝えるようにしましょう。
基本はにこにこ笑顔で、話しやすい雰囲気や優しい印象を相手に与えるようにしてください。
特に楽しい話題の時には笑顔で、真剣な話をしている時にはしっかり相手を見ながらとメリハリをつけます。
お相手の話に相づちを打つときには大きくうなずくようにしましょう。
オンライン婚活パーティーではお相手の自宅の映像が背景に映るので、そこから趣味の話にもっていくなどは問題ありません。
気をつけなければいけないのはデリケートな話題に触れない、ということ。
たとえば、過去の恋愛経験や離婚理由を聞いたり、オンライン婚活パーティーに参加するのが何度目かを聞いたりすることです。
オンライン婚活パーティーは短い時間しか話せないので、そういったことを聞いてもお相手のことを知ることにはつながりません。
なによりもっと実になる質問を投げかけていかないと時間がもったいないです。
過去の恋愛経験や離婚理由、婚活イベントへの参加回数など聞かれると不快に思う方もいます。
お相手から話し出さない限りは話題にしないようにしましょう。
コロナ禍で他の人と話す機会が減ったという方や、自分の好きなことを話しているうちにヒートアップしてお相手のことにまで気が回らない方は要注意。
たくさん話したい、自分をアピールしたいという気持ちは解りますが、それはお相手も聞きたい話でしょうか。
一方的に話を進めてしまうと、お相手は心を開いてくれません。
自分が話したらお相手に問いかけ、お相手が答えたらまた自分が話す。
そうした会話のキャッチボールをしながらお互いの共通点や話題を探していくようにしましょう。
なにげない会話が盛り上がる、これがオンライン婚活パーティーでカップルになるための第一歩です。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂