新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、東京23区に住む20代のうち35.4%が地方移住に関心を持ち、結婚については20代のうち37.2%、30代では30.2%が結婚への関心が高まったという調査結果が出ています(※内閣府「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」2020年6月21日公表)。
外出自粛によりテレワークが浸透し、同じく新しい生活様式から仕事との関わり方やコミュニケーションの取り方などこれからのライフスタイルの見直しが求められている昨今。
都心の満員電車のない自然豊かな新天地で、業務内容はさほど変わらず静香に仕事ができたら。
安心できる場所で結婚や子育てができる暮らしが待っているとしたら。
そういった考えから移住+結婚という選択をする若者が増えているのです。
都市部から地方に移住を希望している独身者に対して、移住先と同時に結婚相手を見つけるサポートの取り組みが「移住婚」です。
移住したいけれど移住先が決まらない、移住したあと結婚出来るか不安といった独身者の悩みはもちろん、地方の自治体が抱える、「人口減少」「若者の流出」「後継者不足」「高齢化」といった大きな課題の解決策としても期待されています。
婚活協会が地方自治体とコラボして、結婚のための出会いの場を提供しながら、結婚後の暮らし方や子育て環境を重視したライフスタイルを提案するという婚活支援の枠を超えたサービス。新しい全国的な婚活支援のモデルとなることを見据えています。
募集しているのは結婚相手を探したい、都心から地方に移住して新しい生活をスタートさせたい独身者です。
「移住婚」の登録者は、自治体の担当者から希望する地域の独身者が紹介され、お互いが希望すれば現地で対面、もしくはオンラインでのお見合いを行います。
登録から婚活・移住に関する相談はオンラインでも対応可能です。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂