コロナ禍によって、新しい生活様式で過ごすことが推奨されていますが、その代表的なことがこれまでオフラインで提供されてきたサービスのオンライン化です。
婚活パーティーはもちろん、様々なイベント、習い事などがその代表に上げられるでしょう。今回は新しい生活様式でオフラインからオンラインに変化したものについて、エン・ジャパンが20代~30代の男女を対象に行ったアンケート結果から検証してみましょう。
データ参照:エン・ジャパン『コロナ禍におけるオフラインからオンラインへの生活様式の変化』に関する調査
ネットショッピングはコロナ禍前から可能なサービスですが、オンライン上での買い物が増えた方が約30%となっており、続いて『飲み会・パーティー』『通勤・通学』となっています。
『飲み会・パーティー』については、オンライン飲み会、リモート飲み、zoom飲みなど様々な呼び方で、個人または企業サービスを通じて実施可能になったためでしょう。
『通勤・通学』は、学校のほとんどはオンライン授業となり、大学については現在もオンライン授業となっていますが、企業の在宅ワーク推進はあまり進まなかったようです。
なお6位以下は、『スポーツ観戦(8.0%)』『就職・転職活動(4.4%)』『病院・クリニックの診療(3.5%)』『セレモニー(3.1%)』『婚活(2.5%)』『クラブ・スポーツ活動(2.0%)』となっています。
ライブやスポーツ観戦といったものは、さすがにオンラインと生での観戦では迫力が違いますので、少しでも早くアリーナや劇場で観戦できる日が来るといいですね。
これからオンライン化が進むとして1番に挙げられたのは『会議・商談』で約30%となっており、続いて『通勤・通学(28.9%)』『飲み会・パーティー(25.5%)』となっています。
この半年間ではオンライン化がなかなか進められなかった企業も、オンライン化の必要性、メリットを認識し、在宅ワークを推奨するところが増えています。在宅ワークをするネットワーク環境、セキュリティー環境を整えることはもちろん、在宅を選択する社員に対する在宅手当を支給している企業もあります。
在宅をする環境さえ整えば、社員は密になることや感染リスクを避け、通勤ラッシュのストレスがなく、通勤時間を睡眠時間や家族との時間に充てることができ、会社側は社員の健康を守りつつ、通勤手当の負担を減らすことができると双方にメリットがあるからなのでしょう。
『オンライン化が進む』と答えた方は45%となっており、そうは思わない人がやや上回る結果となっております。
婚活のオンライン化については、積極的な方とそうでない方に分かれており、肯定派は、出会いのひとつとして“あり”として考えている一方、否定派は結婚相手は実際に出会わなければ判断が難しい、とお考えのようです。
さすがにずっとオンラインでお付き合い、ということはあり得ませんので、出会いのきっかけとしてオンライン婚活を利用していただき、意気投合してデートしよう!となったら直接お会いになるという風に段階を踏むのがおススメです。
オンライン婚活の魅力として一番に挙げられたのは、やはり『感染リスクを減らせる』でした。
時点に、『気軽に婚活ができる(15.5%)』『周りの目を気にせずに済む(13.1%)』などのご意見が続いています。
オンライン婚活は、安心、安全に進められるのも大きな魅力ですが、5番目に挙げられているご意見の時間を有効に使えるという点が大きいのではないかと思います。
これまで婚活パーティーに参加しようと思うと、事前に全身のコーディーネートを考えたり、そのために服や小物を新調したりして準備し、パーティー会場まで交通機関を使って移動。
例え1本の婚活パーティーに参加するのでも、最低3~4時間位は必要とするでしょう。
しかし、オンライン婚活ならば、上半身のみしっかりと整えておけばよく、自宅から予約時間にアクセスするだけで参加できます。
おそらく女性でも必要時間は通常の半分程度でしょう。オンライン婚活で生まれた余裕は、リラックスしたり、勉強したり、はたまたもう1本オンライン婚活パーティーに参加する余裕も生まれます。
忙しい社会人にとっては時間は貴重です。ぜひ、上手にオンライン婚活を活用して素敵なご縁を見つけていただければと思います。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂