データで見る婚活 最新!日本の平均結婚年齢

目次

  1. やはり晩婚化は続いている現状
  2. 結婚していない理由は?
  3. いずれは結婚したい男女が大半
  4. 新しい出会いのきっかけ「オンライン婚活」が望まれるワケ

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これからしばらくは新しい生活様式を取り入れることが必要とされています。
過去の例からすると、未曽有の災害が起きた時、家族の大切さを改めて再認識する人が増え、婚姻数や出生数が伸びるとのこと。
最近の平均結婚年齢はどれくらいなのでしょうか。そして、まだまだ晩婚化は続いているのでしょうか。

やはり晩婚化は続いている現状

1947年から2017年までの平均初婚年齢を見ると、1947年の平均初婚年齢は、男性が26歳、女性は23歳となっています。
その後、上がり続け、丙午(ひのえうま) と言われる時期の前に若干横ばいになりますが、団塊の世代が結婚年齢に差し掛かった1971年頃には少し若返ります。
そして1985年に制定され、1986年施行された男女雇用機会均等法から様子が一変し、そこから若干右肩上がりになっています。
そしてバブルがはじけた1993年以降はさらに右肩上がりが続き、2017年の平均初婚年齢は男性は31.1歳、女性は29.4歳になっています。

丙午(ひのえうま)とは:昔の迷信のひとつ。十支十二支の丙(ひのえ)と干支の午(うま)は双方とも火の性を表すことから、この年に出生した人は気性が荒く、女性は結婚に不利とされていました。今では全く科学的根拠のないことが分かっています。

結婚していない理由は?

10年程前、20代・30代に今まで結婚していない理由を調査した結果があります。
これによると、男女双方ともに最も多い理由が「適当な相手に巡り合わないから」と回答しています。
その次に多い結果は男女で差がありました。

男性は結婚資金や結婚後の生活資金の不足など、経済的な事情を心配している人が多いことが分かっています。

一方女性は、自由や気楽さを失いたくない、必要性を感じない、などが多いことが分かりました。

日本はまだまだ過去の価値観にとらわれていることがうかがえます。男性は、妻子を養わなくてはというプレッシャーを感じており、一方で女性は、家事育児の負担がのしかかることに嫌悪感を抱いているようです。

いずれは結婚したい男女が大半

晩婚化が進む一方で、男女の結婚願望は常に高いことが分かっています。
2015年の調査では、男性の85.7%、女性の89.3%が「いずれは結婚するつもり」と回答しています。
それでも晩婚化が進んでいる現状を考えると、「いい相手に巡り合えば結婚したいのに!」と思っている男女の心の叫びが聞こえてきます。

新しい出会いのきっかけ「オンライン婚活」が望まれるワケ

結婚への近道は出会いを増やすことに他なりません。結婚を望む男女は、良い出会いを求めており、良いお相手に出会えれば結婚したいと考えています。
そんな中で婚活イベントや結婚相談所、マッチングアプリはこれからも利用者数の拡大が予想されます。
このコロナ禍で注目なのはオンライン婚活です。自宅にいながら気軽に参加できるので、緊張せずリーズナブルに良いお相手と巡り合うかチャンスが広がります。
お相手とオンラインで直接話ができるため、お相手の人柄が把握しやすいと評判です。
このコロナ禍でパートナーの存在を意識した方は多いでしょう。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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