おうち時間を楽しむべく、さまざまなイベントがオンラインでできるようになりました。
しかし中には「それってオンラインでどうやるの?」と突っ込みたくなるものも。
それが逆に妙な面白さを呼んで、話題になることもあります。当たり前のことじゃつまらないのかもしれませんね。
ここでは水族館のオンライン餌やりイベントをご紹介します。
こちらの水族館では、餌やりの時間をオンラインでつないで、お客さんに参加してもらう取り組みをしています。
選択肢は子どもに人気のトド・アシカ・カワウソ・そしてなぜか飼育員。
専用サイトから餌をあげたい動物を選んで購入します。そして現地にいる飼育員が選択した動物に餌をあげてくれます。
その様子をオンラインイベントで中継。餌やりの最中はその飼育員と会話をすることもできます。
こちらのイベントは、2020年6月8日、ウェブ上で開催された「親子でオンライン体験フェス」の中のイベントとして行われました。
新型コロナウイルスの影響でなかなか外出ができない子どもたちへ向けたイベントです。また水族館の収益もほぼなくなってしまい、支援の意味もあります。
集まった資金は動物たちの餌代や水族館の運営費に充てているとのことです。
取り組みもアイデアもとてもユニーク。最もユニークなのは、その餌をあげる選択肢に、なぜか「飼育員」が入っている点です。
こちらの水族館のツイッターでは、たびたび飼育員が紹介されています。オンラインの餌やりの対象となっている飼育員は2名。しかも、餌代は1,000円と、他の動物よりちょっと高めです。
この取り組みに対し、ツイッター上では、「飼育員も水族館の仲間だからいいのでは?」「餌代が一番高いなんて笑える」「どれだけ食べられるのかな?」などさまざまなリツイートが寄せられています。
なぜ餌をあげる対象に飼育員が入ってしまったのでしょうか?
もともとこちらの水族館では飼育員にスポットを当てる投稿が多く、人気が高まってファンクラブができる飼育員もいるほど。
そこで、対象に入れたら面白いのではないか、と企画されたとのことです。
レア感もたっぷり。また「投げ銭がくるのでは?」と密かな期待もあったそうです。
こちらのYoutubeチャンネルでは魚を食べる動物たちのほかに、フライドポテトを食べる飼育員の姿もあり、笑いを誘っているそうです。
こちらのオンライン餌やりを通して、飼育員の気持ちに自分を重ね、動物達とどうやってコミュニケーションを取っているのかを見ることができます。
なかなか見られない一面が見られるとあって、人気は上々とのことです。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂