男性の場合、40代・50代になっても子どもを授かることは可能。ですから、「お相手は絶対に若い女性がいい」と譲らない男性も多くいます。
しかし女性は40代を過ぎると自然妊娠は難しく、不妊治療をしても成功率は低いことは周知の事実。
ですから、自分たちの子どもを持ちたいのか、その辺りの価値観はよく話し合って共有しておく必要があります。
不妊の検査は女性だけではなく男性もしなければなりません。仕事をしていても、通院のために遅刻や早退をしなければならないこともあります。お金もかかります。
どうしても子どもをの望む場合は養子縁組という選択肢もあります。
これまで仕事や趣味にたっぷりとお金や時間をかけてきた40代男女。結婚することで何か大きく変化を求められると難しいケースもあるでしょう。
自分の生き方が確立されている40代男女だからこそ、仕事とプライベートは大切。お互いに干渉し過ぎず適度な距離感を保ったまま、二人の人生がどうやったら豊かになるのかを考えれば、充実した生活が送れるでしょう。
どちらかが大きなストレスを抱えて一緒になるようでは、長続きしないのが40代。お互いそれまで培ってきたことを尊重することが求められます。
誰にでも老後は平等にやってきます。病院や施設にお世話になる時、どちらかが自立していれば、事務処理や買い物、支払いをこなすことができますが、二人とも難しい場合や、どちらかが亡くなっている場合は、周りの親族に頼らざるを得ません。
自分たちの子どもがいない場合、このような事態に陥ることを早くから想定しておかなければ、周りの親族たちに多大な迷惑をかけることになります。
病院や施設では、家族の同意や署名、連絡先や金銭の支払いなど、「ご家族の方でお願します」と言われるケースが非常に多いです。
いざという時に困ることのないように、普段から親族との付き合いは大切にしておきましょう。通帳やキャッシュカードのある場所なども伝えておくといいでしょう。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂