流行語部門で1位に選ばれたのは「ぴえん」。4位の「ぱおん」と組み合わせて使用されます。何の泣き声かと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これらはSNSで主に悲しいときに使用される言葉です。
由来はインターネット上の絵文字「(つд⊂)エーン」だそうで、この顔文字を可愛く表現して「ぴえん」になったとのことです。
さらに悲しさを表すときは、「ぴえん越してぱおん」もしくは「ぱおん」のみ使用されるようです。これらは既に昨年度から使われているため、もう古いとも言われていますが、SNSにはまだ多用されていますので理解しておくに越したことはないでしょう。
「おうちカフェ」「おうち時間」「密です」はコロナウイルス感染拡大の影響を受けたものと思われ、納得のランクインですね。
芸能人部門で1位に選ばれたのは、「フワちゃん」。「フワちゃん」自身は以前からお笑い芸人として活躍していましたが、脚光を浴び始めたのはコンビ解消をしてフリーでYouTuber芸人として活躍するようになってから。
独特のヘアスタイルとメイクとファッションでZ世代(1996〜2012年に生まれた若者)の目を引き、フワちゃんTVの登録者数は2020年6月時点で66万人を超える人気Youtuberとなっており、帰国子女で英語が得意という一面も。
次点にはネオ渋谷系 パリピ芸人を自称する「EXIT(イグジット)」、3、4位には2020年に同時デビューを果たしたジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「SixTONES(ストーンズ)」と「Snow Man(スノーマン)」がランクインしています。
Youtuber部門では、芸能人部門1位の「フワちゃん」を抑えて1位になったのが「パパラピーズ」。「パパラピーズ」は、ぽっちゃり系男子「じんじん」とクールな関西弁ツッコミが特徴の女の子「タナカガ」の男女2人組YouTuberで、2020年7月時点でチャンネル登録者数はなんと112万人!
また彼らは個人でもYouTuberとして活躍していますので、ぜひチェックしてみてください。
アカウント部門で1位に選ばれたのは、俳優の「志尊淳(しそんじゅん)」さん。Instagramのライブ配信企画「#志尊の自粛部屋」でファンが急増したのだそう。
また、3位には漫画家のきくちゆうき先生によるツイッターの連載漫画「100日後に死ぬワニ」がランクイン。連載中よりも連載終了後にそのプロモーション手法を巡って賛否を巻き起こし話題となりました。
最後のモノ・コト部門では「どうぶつの森」がランクイン。こちらは任天堂が2020年3月に発売した『あつまれ どうぶつの森』というゲームのことです。
自粛期間中と相まって爆発的なヒットとなり、ハード機である『Nintendo Switch』も品薄になったことから、転売が横行するなど社会現象にまでなりました。
そして流行語となった「おうちカフェ」「おうち時間」のお供が「ダルゴナコーヒー」。「ダルゴナコーヒー」は韓国で流行し、それが日本でも話題となったのがきっかけなのだそう。
「ダルゴナコーヒー」は冷たい牛乳の上にふわふわのコーヒークリームをのせたドリンクで、自宅でも簡単に作れるため、沢山のレシピ動画がアップされています。未挑戦の方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
婚活世代の方は「知っている!」から「全く聞いたことがない…」まで様々だと思いますが、今のトレンドを知る上でチェックしておいて損はないかもしれませんね。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂