「画面映え」「ZOOM映え」という言葉でも表現される「オンライン映え」。
ZOOMなどのビデオ通話アプリを使ってオンライン婚活パーティーやオンラインお見合い、ビデオ会議などに参加する際に、相手の画面に映る自分の姿をより良く見せたり、画面を通して相手に良い印象を持ってもらえるような演出をしたりすることです。
そのために購入したものを「オンライン映え消費」として、実際にどのようなものをどのような年代が購入したのか調査しています。
購入したと応えた方は全体の27%でした。その中でも一番多かったのは20代男性の50%。
ついで50代女性の43%、40代男性の40%がオンライン映えのために何か消費を行っていました。
20代男性は仕事の打合せや学校の講義などでZOOMを利用したコミュニケーションを取ることが多く、相手からの印象を良くするために購入したことがうかがえます。同じく40代男性も仕事の打合せでZOOMを利用することが多いため、相手に与える印象で勝負しているのでしょう。
一方40代女性はオンラインお茶会で利用する割合が高かったのですが、全体でみるとセミナーの受講で利用する割合が1番高いという結果になりました。習いごとも密を避けるためにオンラインで参加して、なおかつ同性異性ともに顔を見られるので自分をより良く魅せるためにオンライン映えを消費を行ったことがわかります。
全体的に一番多かったのが「照明用ライト」で、4人にひとりが購入しています。
●男性
男性は画面に映る周辺環境をより良くみせるようなアイテムを購入する傾向があることがわかりました。
1位:照明用ライト
2位:壁紙
3位:パソコンスタンド
●女性
女性は自分自身が美しく見えるようにするアイテムが購入されています。
1位:洋服
2位:メイク用品
3位:照明用ライト
■オンライン映え消費の具体的事例
・賢そうに見える本が並んでいる様子を映すため、本や本棚を購入(36歳・男性)
・顔全体を明るくするためのライト、部屋の間接照明(32歳・女性)
・首元がキレイにみえる服装や淡い色の服、赤っぽいアイシャドウ(45歳・女性)
・白地の壁紙と手元と顔がはっきり映るライトを購入(25歳・男性)
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂