あと1回

2010年01月28日　未分類

1月28日（木）　九州地区・福岡お見合いパーティー会場　Ｋスタッフ

「運命の糸が織り成す素敵な出逢いの物語　in　お見合いパーティー」

先日のあるエクシオのお見合いパーティーでのこと…

今回のフリータイムの予定は、

４分×４回。

印象確認カードと、
アプローチカードの集計も、
いつもよりスムーズで、
1回目のフリータイム中には皆様のもとへお返し。

2回目のフリータイムを開始してから、
会場をなにげなーく見ていると、
一人の男性（男性6番さん）が
4分間ずーっとうろうろと・・・、
何かお考えがあるのかもしれないので、
声をかけるのは図々しいかなーと思い、
見守ることに。

3回目のフリータイムスタート
すると、男性6番さんが私のもとへ・・・
どうされたんだろう

男性6番さんは少しためらいがちに・・・
「すみません…、
あのぉ、
6番の女性の方にアプローチカードを頂けたのですが、
6番の女性の方がいらっしゃらないようなのですがー…」

なるほど
ずっと6番の女性の方を
探していらっしゃったんだ

まずは、
女性の6番さんがいらっしゃるのかどうか
名簿を確認してみると、
なんと今日は６番の女性の方はいらっしゃらない
（お渡しするナンバーは、
必ずしも１から続きの番号とは限らないのです）

えぇぇぇ…どうしよう…
男性6番さんにその旨お伝えすると、
すっごく残念そうな表情に…。
念のため…
「アプローチカードを、確認させていただいてもよろしいですか？」
男性6番さん
「あ、はい！お願いします！」
どうやら、その方にとって、
唯一のアプローチカードのようで、
印象確認のチェックも１、２個くらい…。
それを知ると、
なおさら私にとっても
そのアプローチカードの重みが増してきて…、

・・・おっと
なんと、
男性6番さんは、
［渡したい相手の名札番号］（＝男性自身の番号）の
番号を見ていらっしゃってて、
［自分の番号］（＝カードを書いてくれた女性の番号）は、
実は21番さんだったのです
緊張で胸がいっぱいのときには、
あり得る間違い

私
「あ…あの、このカードを下さった方は、
この21番の女性の方なんです…」
男性6番
「えぇぇ！！　あ、ほんとだ！！」
悲しそうな、悔しそうなお顔…。

とりあえず、
女性21番さんを一緒に探してみると、
いらっしゃいました
なんと、その方、
ものすごーく綺麗な方で、
ほとんどの男性からアプローチカードをもらっていて、
ホッチキスでとまらないくらい
そのパーティーでは一番の人気の方

男性6番さん
「え…あの方ですよね…？」と
嬉しいような、びっくりしたような・・・
私
「はい、確かにあの方です！」
しかし、その女性の方は、
別の男性の方とお話中。

男性6番さん
「くそー！とられたー！！」
ほんとに悔しそう。
何だか微笑ましいくらい。
私
「あの、今日はあと1回フリータイムがありますので、
次のラスト4回目のフリータイムでアプローチできますよ♪」
男性6番さん
「えっ！ほんとに？？よかったー！！はい！がんばってみます！ありがとうございます！！」

4回目のフリータイム開始と同時に、
すぐさま女性21番さんのところへ駆け寄り、
なんだかお二人ともいい感じで
ほんわかした空気の中でお話をされていました。

そして、最終投票カード。
カップル集計をしていると・・・

わー！！！！！！なんと！！！！！
男性6番さん と、
女性21番さん、
第一希望同士でカップル成立
しかも、お互いに、
第一希望以外は書いていらっしゃらず・・・
つまり、お互いに、
「この人以外、いません！」
ということなのです。

もう、なんだか勝手に
私まで嬉しくなってしまいました。

正直に言って、
少し地味で、
目立たない感じの男性と、
パーティーで1番の人気を獲得しているすごく綺麗な女性。

男性からすると、
きっと自信なんてないでしょうし、
第一、
私たちスタッフに
「このナンバーの方が見当たらないです」と相談するのも、
何だかためらっていらっしゃったでしょう。

その男性の少しの勇気と、
その日たまたま
6番女性がいらっしゃらないという偶然と
（もし女性6番がいらっしゃったら、
男性はその方からいただいたと思い込まれたかもしれません）、
そして何より、
そのパーティーにたまたま
男性6番の方と
女性21番の方が参加されているという
偶然が重なり、
運命的出逢いが生まれたのです。
その偶然も、運命の故かもしれませんが・・・。