会話のキャッチボール
2014年4月22日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
異性との初対面の時は、とても緊張するものです。
「何か話さなきゃ」と思いながらも言葉が出てこなかったり、
何を話していいのかわからず沈黙になってしまったり、
困った経験をしたことがある方は多いと思います。
サロンで実施するお見合いのお時間は40分です。
初めてお見合いをされる方は、やはり皆さま最初は固い表情です。
お見合いが終わった後「いかがでしたか」と尋ねると、多くの方が
「40分って短いですね。あっという間でした」とおっしゃいます。
これは楽しくお話が弾んだケースですね。
「途中沈黙が続いて焦っちゃいました」というお声もあります。
それは会話がキャッチボールにならず、投げっぱなしになってしまったからですね。
インタビューや尋問のようになってはいけません。
「●●は好きですか?」「はい、好きです。」
「●●へ行ったことはありますか?」「「いいえ、ありません。」
という具合に後に続かない会話だと直ぐに終了してしまいます。
これではいくつ質問を用意していても足りなくなります。
そして会話はどんどんぎこちなく堅苦しい方向になっていくでしょう。
お話が終わった後には「疲れた~」という感想になってしまいそうです。
会話において一番大切なのは、実は会話そのものではないことが多いのです。
先ず必要なのは、笑顔です。
最初に自分の名前を名乗った時、お相手が笑顔のケースと、真剣に見つめられたケースと
どちらがスムーズにお話を切り出せますか。
笑顔が出せなかったり、顔の表情が固いということは、
マラソンに例えるとスタートの合図があった瞬間に転んでしまうようなものです。
ロスした分を取り返すには、かなりのエネルギーが必要です。
そして相槌、共感、逆に質問したりしながら会話のキャッチボールを何度も行っていくのです。
投げたら直ぐに返せなくてもいいんです。
お互いが不快に感じず、心地よい空気が流れていれば、
必ずしも会話がなくても場は和みます。
笑顔やお話が苦手な方でも練習すれば絶対に上手くなります。
友達や家族に「初対面の自分の印象」を聞いてみるのもいいでしょう。
「上手になろう」と思わなくても「楽しく過ごそう」と思えれば良いと思います。
良い出会いから素敵なパートナーに巡り会える日を楽しみに
前向きに婚活を頑張って下さい。
京都サロン 広瀬祐子