お相手の職業
2013年8月20日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
結婚相手の職業については、当然とても気なるところです。
とくに女性にとって、旦那様になる方の職業は大切なポイントになるでしょう。
同じ業界の方なら、何かと共通点が多かったり、
説明しなくても業界用語が理解できたりします。
また忙しい時期や、曜日なども暗黙の了解ということもあります。
ただしあまり安易に職業で枠を狭めてしまうのも要注意です。
女性会員様でこんな事例があります。
「お医者様夫人に憧れていたので、医師の方がいい」
「学校の先生はストレスが多そうで、自分まで大変になるのは嫌」
「安定した自営業がベターだけど、仕事を手伝うのは無理」
「転勤がない一流企業の方がいい」
確かに旦那様の職業というのは、奥様の生活に直接関わりがありますので、
こだわりを持ちたい気持ちはわかります。
ですが、職業によって好きになるならないは、何とも言えないことです。
ある程度理解してあげる姿勢も必要ですし、歩み寄ることも大切です。
今の世の中、安定という言葉が貴重品になっています。
様々な競争の中で、厳しい戦いを強いられているのです。
会社なりお店なり団体なり、所属先から必要とされることは本当に素晴らしいことです。
大きく広い気持ちでお相手探しをなさって下さい。
また知らないことに対して、好奇心や興味を持つことも大切だと思います。
ご両親世代にはまだまだこんなことをおっしゃるケースもあります。
「ベンチャー企業か何か知らないが、無名の会社に勤めている人は信用できない」
これでは、お相手の良いところを見出すチャンスもありません。
社会的に危ないのは困りますが、自分の目と耳で確認することも必要ではないでしょうか。
自分が知っている職種なんて、社会全体のほんのひと握りです。
それを全部理解しているように、取捨選択するのは傲慢かもしれません。
結婚は二人の問題であると当時に家族・親族の大きな問題です。
慎重に無難に進めたい気持ちや憧れや理想への追求もあると思います。
だからこそ職業だけにとらわれず、人間性を見失わないようにして下さい。
自分の幸せがどこにあるのか、がキーポイントです。
ご職業だけで選んでしまうと、そのご職業ではなくなってしまう場合にも
その人を支えてあげられるかどうか、心配になります。
全てを満たそうとせず、適度に気楽にお考えいただき、
素敵な出会いを探して下さいね。
京都サロン 広瀬祐子