結婚したいけど出来ない現状
2013年5月19日(日)
カテゴリー:お見合い・成婚報告
今日、サロンに26歳のウクライナ人の青年が来ました。
彼は「日本語少しだけ話します」…と。
英語が話せない私は、ご入会希望だったらきちんと説明できるかなと思いながら英単語と日本語を交えて話始めました。
入会希望か確認してみると、ルーマニア人の彼女がいて、なんと今年の7月に結婚するとの事でした。
ブライダルと書いてあるので結婚式の相談と間違えて来られたのかと思い聞いてみると
小脇からなにやらボックスが出てきました。
中にはウクライナの民芸品が!彼はこれを売りに来たのでした。
丁重にお断りしましたが、彼はブライダル情報センターの内容に興味を持ったみたいです。
ウクライナにはこのような仕事はないし、結婚相手は自然に見つかるものではないかと不思議がっていました。
日本の若者も結婚したいとは思っているけど、近年はなかなか出会いがなかったり、タイミングが合わなかったりと、結婚できない人が増えています。
今、日本では非婚、晩婚化が進んでいます。
2010年の国勢調査では、25~29歳の女性60%、男性70%が未婚です。
この数字は年々増加傾向にあります。
そして、内閣府の「結婚・家族形成に関する調査」(2011年)によると、
20~30代未婚者で「すぐに結婚したい」「2~3年後には結婚したい」「いずれは結婚したい」を合わせると、男性83%・女性90%もの人が「結婚したい」と回答しました。
結婚したいという願望はありますが、結婚できない現状があります。
そういう人達の為にブライダル情報センターはあるのです。
…と、英語が話せたら説明が出来るのですが、残念ながら近年の日本の現状を伝えることなく
「幸せになってね」と爽やかなウクライナ人の青年を見送りました。
神戸サロン 藤井