結婚について男女の温度差
2012年11月27日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
先日何気なくテレビで、結婚について男女の温度差を特集していました。
同じ「結婚」という現象を捉える時に、男性と女性でかなりの違いがあるようです。
私も毎日、たくさんの方とお話しているので、本当にその通りだと思いました。
先ず女性は「結婚」と言うと「結婚式」を思い浮かべます。
ウエディングドレスを着てバージンロードを歩く姿、
披露宴でのお色直し、
お友達からのお祝いの言葉や歌のプレゼント、
ご両親への花束贈呈など…。
結婚式当日のことを憧れや夢を描きながら、指折り楽しみにカウントダウンしてゆくのです。
結婚式は花嫁さんが主役ですから当然のことです。
同じ主役でも花婿さんとは、立ち位置が全く異なります。
続いて男性は…というと、「結婚」と聞くと「生活」という現実問題を思い浮かべるそうです。
家は賃貸物件か購入して住宅ローンを組むのか、
自分の収入で、これまでの生活とどう変化するのか、
将来親の面倒はどう見たらいいのか、
休暇となると仕事の計画や上司への報告はどうしよう…。
もちろん結婚式で着る衣装のことや演出のことなんて頭をよぎるはずありません。
結婚式当日のことは圏外で、その後の生活で不安と心配だらけなのです。
思い出してみると、数十年前の私もそうだったかもしれません(笑)
結婚式の相談をしても「何でもいい」とか「任せる」という主人の言葉に腹が立ったものです。
「なんて無責任な」って。
でも今思うと、男性は無責任なのではなくて堅実なのです。
それを証拠に女性は結婚式がゴールと思っているため、
式が終わったらミッション完了、力を尽くしてしまうのです。
そこから甘く楽しい新婚生活が始まればいいのですが、
夫が家事を手伝ってくれなかったり、想像以上に家事と仕事の両立が大変だったりすると大変。
心も体も疲れてしまいます。
今は結婚する年齢が上がり、男性も女性も賢く生きておられます。
他人の例を見て学ぶこともでき、実践前に予備知識をたくさん積んでおられるのです。
その分、結婚に慎重になり過ぎる男性と、少しでも夢や理想を現実にしようと努力する女性。
温度差があるのは仕方ないこととはいえ、結婚は男女共同でしかあり得ません。
お互いを理解し、思いやりながら前に進んでいただきたいと毎日切に願っています。
当サロンにご縁をいただいた皆様が今も未来もお幸せでいられますように。
京都サロン 広瀬祐子