楓とモミジ
2012年11月3日(土)
カテゴリー:お見合い・成婚報告
数日前から一段と寒さが増し紅葉前線も一気に南下中ですが、皆さんは楓とモミジの違いをご存知ですか?
秋の山を美しく紅く染めている紅葉の代表ともいえる「もみじ」と「かえで」ですが
どちらも同じカエデ科カエデ属、植物の分類上は同じです。
普通は見た目で使い分けていて葉の切れ込みが深いカエデを「もみじ」といい
葉の切れ込みが浅いカエデを「楓」と呼んでいます。
しかし双方の呼び名は別の意味を持った言葉で、名前の由来が違います。
モミジは、秋に草木が黄色や赤色に変わることを意味する動詞「もみず」に由来し、それが名詞化して「もみじ」になり
ひときわ目だって色を変えるカエデの仲間をモミジと呼ぶようになりました。
一方カエデは葉っぱの形がカエルの手に似ていることからこう呼ばれるようになりました。
カナダの国旗にもあるようにカエデは、世界に幅広く散らばっていますが、モミジとして親しまれているカエデは
中国や朝鮮半島に数種の自生があるのみで、それ以外は日本列島にしかありません。
日本は、まさにカエデ科の宝庫で、モミジと呼ばれるカエデは日本の秋を代表する植物なのです。
食欲の秋、スポーツの秋、そして愛でる紅葉の秋、いかにも日本人的ですよね!?
是非皆さんも素敵なお相手と秋の野山にお出かけください。
shinjyuku chihara