結婚願望
2012年10月16日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
子供の頃や学生時代、結婚なんてある程度の年齢になれば何となくするもの…
と思っていたのではないでしょうか。
実際その年齢になってみるとどうでしょう。
結婚している友人を見て「いいなあ」と思ったり、
結婚という選択をせずに仕事を生き甲斐にしている方もおられると思います。
とはいえ、結婚願望は90%の人が持っておられるのです。
「結婚したい」という気持ちと裏腹に「結婚していない」現実。
これは、どこに原因があるのでしょうか。
私は毎日婚活のお手伝いをしていて、思うことがあります。
なんと自己中心的な方が多い事かと…。
結婚というのは、他人と他人の共同生活です。
朝食はご飯かパンか、夕食とお風呂のどちらが先か、食事の用意や掃除洗濯はいつ誰がやるのかetc…。
全てにおいて今までの生活習慣を変える必要があるのです。
更に言えば、この献立にはソースか醤油か、熱いお茶か冷たいお茶か、この服にアイロンは必要か不要か
見たいTV番組が違った時は、家で携帯やメールはすべきか、お風呂の温度は熱いかぬるいか、
シャンプーのメーカーは、どの新聞を取るか、休日の起床時間は、実家への訪問回数はetc…。
数えるときりがないくらいです。
こういった一つ一つの生活を二人がやりやすいように協力しながら環境を整えていくのです。
自分の希望や要望ばかりを通すことは無理と限界があります。
一人暮らしが長い人は、自分の生活に慣れ親しんでいるので要注意です。
婚活のポイントは、この環境の変化を面倒臭いと思わずに、楽しむことです。
自分と違う考え方や行動にいちいち反応していては、疲れるだけです。
いっそ順応してしまうと意外に便利だったり効果的だったりします。
「許せない」と思うことでも一旦受け入れてみるのです。
ちなみに私も結婚して20数年、「この人なんでこうするのかなあ…」と未だに思うことがあります。
夫婦とは一番近い家族であるけれど、他人なのです。
不思議ですよね。
結婚願望のある方は、この不思議な存在と人生を共にしていかなくてないけません。
少々の違いを発見したからと言って減点法で削除していっては、合う人なんて残るのでしょうか。
今掲げている理想のお相手と幸運に出逢えたとしても、
共通点が多く価値観が合うお相手と交際に至ったとしても、
一緒に暮らすと違いは山ほど出てきます。
逆に考えると、今「違う」と思っていても一緒に時間を重ねることで価値観が似てくることもあるのです。
100点を求めて、99点だと結果は落第点になります。
結婚がしたいのですか。
理想の100点満点じゃないと結婚はしなくてもいいのですか。
自分の結婚願望を今一度よく整理してみましょう。
京都サロン 広瀬祐子