熱中症対策
2012年9月8日(土)
カテゴリー:お見合い・成婚報告
9月というのにまだまだ残暑が厳しく熱中症対策が必要なようですが水分を取り過ぎても恐いってご存知でしたか?
とかく水分摂取の重要性ばかりが取りざたされていますが、実は水の撮り過ぎによりおこる中毒症状で、
マラソン大会や水飲み大会などで死亡事故例が報告されています。
注意しておきたいキーワードは「水中毒」 です。
薬物ならいざ知らず“お水”の中毒なんて理解できないですよね!?
そもそも水がどういう仕組みで「毒」として働くのか?
人体の60%は水分でできているのは知っていますよね!?
そして生命が生まれた海と人体のナトリウム(以下Na)濃度は似ているとか・・・。
実はこのNa濃度が、水中毒のカギなのだそうです。
大量の発汗などで水分と同時にNaが多く排出されそこに水だけが補給されれば、
Naの濃度が薄い状態「低Na血症」になります。
Naは神経刺激や筋肉の収縮に必要なため、濃度の低下が進むと内臓、筋肉の働きに異常が起こるそうです。
また、細胞の水分バランスを保つのにもNaは不可欠なため欠乏すれば細胞が水ぶくれを起こして、
脳細胞までがむくんだ状態になり筋肉や脳の働きに異常がおこり生命活動が危うくなるそうで、
これは水が体にとって毒になった結果であり最悪の場合は死にいたる…ということのようです。
そこで熱中症予防には水分と同時にNaの摂取が必要というわけですね。
大量の発汗後には水と一緒に、塩や梅干しなど塩分を多く含む食品を意識的に摂取してNaの補給を心がけましょう。
もうしばらくは暑い日が続きそうです、お身体ご自愛ください。
shinjyuku chihara