絆
人は一人では生きていけません。
親子、兄弟姉妹、夫婦など家族が協力して生活しています。
ご健在でないにしても、繋がりは確実にあったのです。
家族でなくても職場や学生時代の友人、
ご近所や買い物に行くお店での人間関係など
必ず人はコミュニケーションの場を持っています。
どんな関係にしても最初はぎこちない、薄い間柄かもしれません。
時間の経過と関わり合いの深さや頻度により、
深く固い絆になっていくのだと思います。
先日主人と主人の実家に帰りました。
1年に2回しか会わないので、久しぶりに会う両親が随分年老いて見えました。
実の親子ではないのですが、
結婚して25年も経つと家族も同然。
もっともっと親孝行をしなきゃいけないなと痛感致しました。
独身の皆様は、こんな風に思うこともあると思います。
「早く結婚して両親を安心させたい」
「子供の顔を見せてあげたい」
もちろん結婚は自分のため、パートナーのためにするのですが、
そこには親孝行という大きな大きな役割があります。
結婚だけが幸せではないと分かってはいても
その姿は美しく、尊いものなのですね。
東日本の震災があった時、
若者の結婚願望が一気に高まったとニュースで見ました。
震災は不幸な出来事だったのですが、
人として心の原点に帰る機会でもあったのかなと思います。
来年も再来年も今と同じ状況や環境が続くことはあり得ません。
少しづつ変わっていく中でも、
その時に出来る最高の状況を作り上げていきたいものだと思います。
婚活を頑張っている方は、素敵なゴールを迎えていただきたいと思います。
それはきっとあなただけではなく、
あなたの周りの多くの方の幸せでもあるのです。
そんな人との絆を考えさせてもらった休暇でした。
京都サロン 広瀬祐子