結婚観の変化
2016年5月10日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
晩婚化と言われているこの時代、適齢期さん達の心境はどうなのでしょう。
サロンに来て下さる方は、皆様結婚願望をお持ちの方がほとんどです。
「早く結婚したい」と思っているからこそ婚活を始められるのがよくわかります。
ところが世間では「結婚に魅力を感じない」「結婚が面倒」という
方が実際に多くいらっしゃるそうです。
あるニュースで見たお話です。
結婚しない理由として
「他人と暮らすのが面倒」
「自由な時間を失いたくない」
「経済的に苦しくなるのが嫌」
というフレーズが上がっていました。
この理由と意見には本当に心から驚いてしまいました。
確かに結婚は他人同士が、ある日を境に一緒に暮らすことになります。
今までお一人様生活を楽しんで来られた方にとっては、
とても煩わしいことなのでしょう。
時間的にも独身のような訳にも行かなくなるかもしれません。
掃除や洗濯、食事の支度や後片付けなど
一人分と二人分では大きな違いがあります。
経済的には様々なケースがあると思います。
女性が直ぐに家庭に入って専業主婦になれば、当然収入源は旦那様のみ。
ただ最近では結婚を機に退職する方は減っているようにも思います。
旦那様と奥様、双方に収入があれば充分生活には困らないように感じます。
もちろん結婚は必ずしなくてはいけないものではありません。
現代では生き方も多様ですし、結婚以外に追いたい夢や頑張りたい仕事があるかもしれません。
でも人は悲しいかな
今と同じ状況が永遠に続く訳ではありません。
自分の考え方も然り、健康面も然りです。
それ以外にも家族の状況や環境の変化もあります。
職場の方針転換や異動、転職も可能性があります。
そんな小さな変化や大きな変化が訪れる時、
一緒に喜んだり嘆いたり、喜怒哀楽を共にする人がいるのは、
とても心強いものだと思います。
サロンにいらっしゃる方の中でもよくお聞きする言葉です。
「30代の時は全く結婚願望がなかったのに、40歳になった途端に結婚がしたくなった」と。
男性も女性もこのようにおっしゃる方が多いのです。
そのお気持ちとは逆に、30代の婚活と40代の婚活では、やはり難易度が変わってきます。
いつか必ず結婚できると思っているから
今じゃなくても良いと思うのではありませんか。
こと結婚に関しては、出来るだけ先送りはしない方がベターです。
また周囲に独身の方が多いと、焦りもなく楽しく感じられます。
楽しさや充実した生活を止める必要はありませんが、
結婚とそれとは比較対象ではないように思います。
適齢期の皆様には、結婚観や将来のビジョンなど、
一度深くゆっくり自問自答していただきたいと思います。
京都サロン 広瀬祐子