結婚相談所の業界用語
2016年4月5日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
結婚相談所では、出会いから成婚までの過程の中で様々な業界用語があります。
普段聞く言葉でもちょっとしたニュアンスの違いもあります。
例えば「成婚」という言葉です。
通常成婚と聞くと、結婚式を挙げることや婚姻届を出すことをイメージされるかもしれません。
ところがそうではありません。
成婚とは、例え口約束であっても結婚の約束をした時点のことを言います。
男性が「結婚して下さい」とプロポーズをします。
女性が「YES」と答えると、ここで成婚となり、ご退会していただきます。
「え?実際に結婚していないのに成婚退会?」と思われるかもしれません。
そうなんです。
結婚相談所とは結婚相手を探す所です。
結婚相手が見つかったらご卒業ということになる訳です。
その他同棲や同居、宿泊を伴う旅行にご一緒に行かれても成婚退会です。
結婚と同等の成果が見られたと判断させていただきます。
実はアドバイザーとしては、成婚退会された後、
「無事結婚されたかな」と思いを馳せているのです。
成婚退会に至る前の段階で「真剣交際」という期間があります。
普段お付き合い中に「私達は真剣交際をしている」と意識されないと思います。
結婚相談所では、その過程における状態を言葉にする必要があるため
このような呼び方をしているのです。
真剣交際とは、恋人同士が結婚を前提にお付き合いを続けている状態です。
結婚相談所に所属しているけれども婚活はしていない、
お相手を探すという活動が一段落して特定の方とだけ交際している時期のことです。
プロポーズまでの秒読み段階というべきでしょうか。
この時期のお二人はとても幸せな最高の時だと思います。
出会ってから真剣交際になるタイミングって気になりますよね。
もちろん人によって早い、遅いはあります。
早ければ出会いから1ヶ月程度、普通でも3ヶ月くらいです。
「そんなに早い段階で結婚相手を決められるの?」とお思いの方も多いでしょう。
ではどのくらいの時間をかければ、最適な判断ができるのでしょうか。
残念ですが、正解はありません。
何年も順調にお付き合いしてもわからないこともあります。
結婚してから新発見することも多いからです。
人間は心も体もだんだんと年を重ねていきます。
1年前と今では考え方が変わっていることはありませんか。
好きだったもの、行きたい場所、こうなりたいと願う夢など
少しずつ変化しているものではないでしょうか。
全てがわかったから結婚する訳ではないのです。
生涯のパートナーとは、とこれからの人生を共にわかり合いながら歩んで行くのです。
喜びも悲しみも、嬉しさも辛さも全て一緒に乗り越えていける
そんな覚悟を持って結婚相手を選んで下さい。
その判断の期間が概ね1ヶ月~3ヶ月。
週に一度のデートだと月に4~5回会うことができます。
お見合いの前にプロフィールを見てお互いに興味を持った方同士。
実際にお見合いをして「もう一度会いたい」と思った方同士。
そして「結婚したい」と思っている方同士。
フィーリングが合う方なら当然結婚の方向に話は進みます。
「真剣交際」「成婚退会」は婚活中の方にとって憧れの響きだと思います。
でもすぐ近い将来に待っていることかもしれません。
「次は自分の番」と思って、楽しくご活動をお薦め下さい。
いい活動からいい成果が得られますよう心から応援しております。
京都サロン 広瀬祐子