粗探し
2016年3月22日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
新たな出会いがあった時、お相手のことをどんな風に見ていますか。
先ず目に入るのは、顔や体型、服装、髪型、持ち物という容姿です。
続いて、表情、声のトーンや大きさ、話し方という部分です。
その後、お話の内容、過去の経験、考えていること、好きなもの嫌いなものなど。
これまでの人生を別々に歩んで来た方なので、違いがあって当然です。
逆に共通点がある方が珍しいと言えるでしょう。
環境が違うということは、捉え方や考え方、価値観も違うものです。
異性に対して求めるもの、結婚観などは相違ばかりかもしれません。
それなのに、いざ婚活をするとパーフェクトばかりを求めてしまっていませんか。
良いところはたくさんあるはずなのに、悪いところばかり見つけていませんか。
私はサロンでお見合いのご紹介をすることが多くあります。
双方のお名前をお伝えして、お二人で40分間お話していただきます。
そこでこんな事例がよくあるのでご紹介します。
お時間がきたら終了を告げに伺うのですが、楽しそうな雰囲気が見て取れます。
楽しくお話されたんだろうな、お互いに良い印象だったんだろうな。
そんな期待をしながらそれぞれに印象を聞いてみると、
意外にも悪い点や嫌なところだけが残って結果はNG。
もちろん人と人は、合う合わないがあります。
真剣に結婚を考えて出会いを探しているのですから、
嫌な思いを抱いたままお付き合いする必要はありません。
結果が残念だったのなら、また次の出会いに期待していけばいいのです。
ただ人間ですから100点満点のパーフェクトを求めてはいけないと思います。
どんなに大恋愛に落ちて結婚したご夫婦でも、
長い人生の中には意見の食い違いや価値観の相違が出てきます。
時間の経過の中で生きているのですから、
環境が変わり、考えが変わることも当然発生することです。
大切なのは、一緒に乗り越えていくこと。
力を合わせて乗り越えようとする姿勢だと思います。
弱いところや悪いところを指摘して、粗探しばかりしていてはいけません。
逆に自分もお相手から見ると、100点満点じゃないかもしれません。
男性と女性は「異性」です。
自分にないものを補い合い、持っているものを分かち合って
一つの「夫婦」「家族」が出来上がるのだと思います。
お相手を見る時、目だけではなく大きな心でも見るようにしましょう。
もし「粗探ししてたかも」と思う方は、今より広い心を持つようにして下さい。
その結果は、きっとご自分に「幸せ」という形で返ってくることでしょう。
京都サロン 広瀬祐子