逆境だからこそ
東北地方は先月末、何とか駆け込みで梅雨が明け、夏真っ盛りの8月を迎えることができました。
今月は、青森ねぶた、秋田竿燈、盛岡さんさ踊り、山形花笠、仙台七夕、福島わらじ等々、東北もお祭りで大賑わいです。
実は本日、私は仙台七夕まつりに来ています。
仙台では七夕を旧暦でお祝いしますので、1ヶ月遅れの開催となるのです。
さて、東北3大祭りのひとつといわれる仙台七夕まつりには、それはそれは恐ろしいジンクスがあります。
「恋人同士で訪れると別れる」という、ありがちであるもののほんのり恐い言い伝えです。
ちなみに、クリスマスから年末に掛けてのイルミネーション「仙台光のページェント」も、同様のジンクスが囁かれています。
婚活アドバイザーが一生懸命皆様のご良縁のためにがんばっている傍ら、仙台のジンクスの無神経さにはほとほと呆れ返るしかありませんね。
しかし、こうしたジンクスも、使い方如何によっては恋愛の良いスパイスになります。
敢えて恋人と訪れてみて、その後どうにかして長らく幸せな日々を過ごすのです。
幾年か経ってから、ふと思い出したかのごとく、呟いてみましょう。
「そういえば、あのイベントに行ったカップルは別れるなんてジンクスがあったけど、俺らいまでもラブラブじゃん」
言い伝えに打ち勝った最強カップル！という風な演出のでき上がりです。
「ものは言いよう」ではないですが、こうした有難くないジンクスを初めとした逆境も、考え方次第で婚活に利用できる可能性に満ちているのです。
◆仙台サロン 上野