高望み
2015年6月23日(火)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
「なかなかお見合いが決まらない」
「お見合いをしても次のステップへ進めない」
こんなケースが多々あることと思います。
頑張って婚活をしているのに、思うように進まず悶々としている方もおられるでしょう。
その要因は一つではないはずです。
男性と女性の理想や希望が合致しない様々なポイントがあると思います。
ただ大きな原因として「高望み」ということがよくあります。
「私は決して高望みなんてしていない」と皆さま思うでしょう。
高望みには2通りあります。
敢えて自分より生活環境やステータスの高い方を望むケース。
自分では気づいていないけれど無意識に好条件の方を望むケース。
前者は、今の自分の環境より違う環境への憧れや向上心から来るものだと思います。
女性が男性に求めることが多いようです。
自分と同等ではなく、上の男性に憧れを抱きます。
高年収、高学歴、高身長など、いずれも自分以上のことに尊敬したいという気持ちの表れです。
この意識を譲れない場合は、尊敬に値する男性に対して文句をつけ過ぎないことです。
いわゆる「3高」の他に、容姿や優しさ、趣味嗜好まで言い出すとキリがありません。
後者は女性にも言えますが、男性にも多いと思います。
スレンダーな女性が好きとか、髪が長い方が好きとか、
先ず容姿でストライクゾーンをぐんと狭くしてしまうタイプです。
またご自身がバツイチでも相手の結婚歴は許せないという方です。
その他、自分のご家庭や職業はごく普通なのに、
お相手には「医師か弁護士がいい」とか「自営業より会社員がいい」とよくお聞きします。
リスクを避けたい、またはちょっとした虚栄心が伺えます。
このように知らず知らずの内に高望みをしている傾向はどなたにもあるのです。
恋愛結婚の場合は、条件面は比較的簡単にクリアできるものです。
ところが婚活をするにおいては、ワンランクと言わずツーランク、スリーランク上を目指す
という方を多くお見受け致します。
ただ結婚後の生活を長いスパンで想像してみて下さい。
違う環境に順応していくには、相当の努力が必要です。
特に独身生活が長かった30代40代の方、一人暮らしが長い方は注意しましょう。
生活の中で他の人を受け入れる容量があるでしょうか。
色々なことを相手に求め、自分に合わせてもらおうと思うのは傲慢です。
先ず自分が相手のために何をしてあげられるのか
そんな謙虚な姿勢が、人間関係をスムーズに構築していく材料になると思います。
一度自分を客観的に見てみて下さい。
そして自分には、どんな方がそばにいて下さると安らぎを感じられるのか、
考えて想像してみて下さい。
もしかしたら今の理想像ではない人がベストパートナーになり得るかもしれません。
京都サロン 広瀬祐子