理想を追い過ぎないこと
2015年3月24日(火)
カテゴリー：お見合い・成婚報告, ブライダル, 婚活, 成婚, 結婚, 結婚相談所
結婚相手のイメージを考える時、誰しも「とびっきり素敵な異性」を連想すると思います。
女性であれば、背がスラリと高くスマートな男性を先ず思い浮かべるでしょう。
そして知的で教養があって、誠実で真面目、スポーツマンで、リッチで、
その上優しくて自分を大切にしてくれる人…。
男性であれば、スリムで笑顔の愛らしい癒し系の女性が浮かんでくるのでしょう。
聞き上手で謙虚、いつも優しく話を聞いてくれて、リアクションが大きくて楽しく和ませてくれる、
更に料理が上手くてお弁当なんかも作ってくれる人…。
こんな風に思いつく理想を上げれば、キリがないくらい出てくるものです。
でもよーく考えて下さいね。
それは「あったらいいな」だと思いますが、「必要不可欠」なことでしょうか。
全てが揃わないと絶対に幸せになれないほどの大切な要因でしょうか。
そして多くの方が、よく陥るポイントが次のことです。
そのイメージの中の条件と、実際の条件が違った時、「妥協」だと思ってしまうことです。
100点満点を目指していたとして、95点を「敗北」と感じてしまうことです。
人は誰でも長所と短所、自慢できる部分とちょっと苦手な部分という両面を持っています。
素敵な部分以外見つからないという人は、非常に珍しいでしょう。
そんな完璧を求め過ぎていないかを確認してみて下さい。
そして自分もお相手を判断しますが、お相手もご自分を判断しています。
お相手が求める理想像に、果たしてどれだけ近づいているのでしょうか。
どうしても人は自分中心の目線になりがちです。
見られているという意識を持たずに、お相手を見ていることが多いものです。
また恋愛や結婚を継続しようと思った時、
果たしてどこまで完璧を求めなければいけないものでしょうか。
二人で生きていくということは、良い時も悪い時もあります。
嬉しいことだけでなく、悲しいことや落ち込むことも当然あります。
体調が優れない時、活力やパワーがみなぎらない時もあるのです。
何より、一緒に時間を共有していくのですから、今より年をとっていく訳です。
そんな時でもお互いに気持ちよく、心地よく、安心して一緒にいられることが一番大事なことだと思います。
それは、目に見えない心の問題ではないでしょうか。
よく会員様の中でも、最初におっしゃっていた理想と
全く違うタイプの方と成婚に至るケースがあります。
幸せのカタチは「こうでないといけない」ものではありません。
理想を追求し過ぎて疲れてしまわないように、
ご自身が本当に心から幸せだと思えるお相手と巡り逢って下さい。
京都サロン 広瀬祐子
