常識?非常識?
2014年12月26日(金)
カテゴリー:日常のあれこれ
「これが常識でしょう」「あの人は常識のない人ね」
という言葉を聞くと、私は少し微妙な気持ちになります。
どんなに「常識」と言われていることでも、
時代が変わったり、場所が変わったりすれば、常識ではなくなります。
「ここは日本なんだから、日本の常識に従うべきでしょう」
と言う人もいますが、それが絶対にベストだということもありません。
「常識」や「○○すべき」を行動の基準にしていると、
周囲も堅苦しいですし、なにより本人が一番苦しいのではないかと思います。
例えば、最近は自分から声をかけて、挨拶(自己紹介)をする人が
少なくなりましたが、年配の方の間では「自分から挨拶する」のが常識であり、
若い人の間では「挨拶をする場(時間)が来たらそこで初めて挨拶する」
のが常識だそうです。
議論になるとどこまでも議論になってしまいそうな話題ですが、
私なら、常識論にこだわるよりも、
「自分から挨拶する人が少なくなったなら逆にチャンス」だと思います。
挨拶を期待していないところで、笑顔で話しかけてくれたら、
単純にきっと嬉しいですよね。
思いもよらない壁にぶち当たってしまったら、
発想を180度変えてすり抜けてしまうのもアリです。
新宿サロン 堀田里奈