季節の先取り
2014年9月3日(水)
カテゴリー:お見合い・成婚報告, 日常のあれこれ
一気に冷え込み、秋の風を感じます。
道行く人々の服装も、つい2週間前とは雲泥の差
サンダルやミュールの方もすっかり少数派となり、まるで別の国に来たように足先から『秋』です。
日本の四季の移り変わりは見事なものですが、
その変化をいち早く察知して、季節が変わりきる前にご自身の服装を変える。
日本人の季節の先取りの能力は、非常に優れております。
スカイツリー・ソラマチには外国からのお客様も非常に多いのですが、
薄着の方をお見かけすると、外国の方であることが多いので、
この季節の変わり目の時期のみ、同じ東洋の方であってもはっきり見分けがついたりします。
また、季語などを歌に織り込み、季節を読んできた日本人の思考として、
「季節外れ=恥ずかしいもの」として考える風習があり、
オシャレな方ですと、一旦秋の風を感じた後は、
少し暑い日でも真夏とは同じ服装をしないという方も多いようです。
秋を先取りをして、少し暑い日でも、汗をかきながらも秋の装いをすることは美徳とされ、
むしろ、気温に応じて再び夏の装いをされる方を「季節外れ」と認識してしまうのですから不思議なものです。
まさに「オシャレはガマン」という言葉が生き続ける日本ならではです。
この傾向は女性の方が強いので、男性の皆さま、
お見合いのサロンが近所だから、今日はまた日が差し暑い日だったからと、
夏のいでたちでお越しになることなく、「お見合いのオシャレはガマン」です。
お見合いのお日にちだけでも、ぜひ、季節感のある装いでお越しください。
skytree shiratori