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1. ・　生命、自然及び社会の事象についての（　Ａ　）を育て、それらに対する豊かな心情や（　Ｂ　）の芽生えを培うこと。
2. ・　（　Ｃ　）の中で、（　Ｄ　）への（　Ａ　）を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養うこと。
3. ・　様々な体験を通して、豊かな感性や表現力を育み、（　Ｅ　）の芽生えを培うこと。
   

（組み合わせ）

1. ア　保育士等は、保育の計画や保育の（　Ａ　）を通して、自らの保育実践を振り返り、 自己評価することを通して、その（　Ｂ　）の向上や保育実践の改善に努めなければならない。
   
2. イ　保育士等による自己評価に当たっては、次の事項に留意しなければならない。 （ア）子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの（　Ｃ　）や意欲、（　Ｄ　）などに十分配慮すること。

（組み合わせ）

1. A　子どもの心もちは、極めてかすかに、極めて短い。濃い心もち、久しい心もちは、誰 でも見落とさない。かすかにして短き心もちを見落とさない人だけが、子どもと倶にいる人である。
2. B　すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。
3. C　教育はお互いである。それも知識を持てるものが、知識を持たぬものを教えてゆく意味では、或いは一方が与えるだけである。 しかし、人が人に触れてゆく意味では、両方が、与えもし与えられもする。
4. D　子どもを愛するがいい。子どもの遊びを、楽しみを、その好ましい本能を、好意をもって見守るのだ。

（組み合わせ）

【Ⅰ群】

1. A　野口幽香と森島峰が寄付を募って、1900 年に設立した。
2. B　赤沢鍾美によって設立された私塾で、託児施設が設置されていた。
3. C　日本で最初の私立幼稚園として1880 年に開設された。

【Ⅱ群】

1. ア　東京女子師範学校附属幼稚園
2. イ　二葉幼稚園
3. ウ　桜井女学校附属幼稚園
   
4. エ　新潟静修学校

（組み合わせ）

1. A　スイスの教育思想家であり教育者であった。ルソー思想に共鳴し『隠者の夕暮』『リーンハルトとゲルトルート』などを著した。
2. B　「保育学校」（nursery school）を創設し、健康増進と生活習慣形成に関する保育内容を充実させた。
3. C　ローマのスラム街に「子どもの家」を開設し、十分に親の保護を受けていない子どもを収容して子どもの生活を落ち着かせ、独自の教具を用いて保育を行った。
4. D　『創造する子供』『幼児の秘密』『子どもの発見』などの著作がある。

（組み合わせ）

1. A　『人間の教育』『母の歌と愛撫の歌』などを出版するとともに、世界初の幼稚園を創設した。
2. B　「子どもの発見者」とも呼ばれ、児童中心主義や経験主義教育、児童心理学の源と評される。
3. C　産業革命が急速に進んでいたイギリスで、「幼児学校」を開設し、子どもの保護と教育を行った。
4. D　50代の半ばで、幼児の真の遊びを育む道具の製作を志し、自ら考案した遊具を「恩物」と名付けて普及に努めた。

（組み合わせ）

1. A　教育の中で叩いたり罵倒したりすることを批判し、子どもには愛情をもって接することを重視した。
2. B　自ら創設した「性格形成学院」で理想的な人格を形成することを目的とした教育を行った。
3. C　1816 年グリースハイムにおいて「一般ドイツ学園」を開設した。
4. D　内言としての子どもの独り言に注目し、『思考と言語』において内言理論を構築した。

（組み合わせ）

1. ・　保育所は、子どもの（　Ａ　）に十分配慮するとともに、子ども一人一人の（　Ｂ　）を尊重して保育を行わなければならない。
2. ・　保育所は、（　Ｃ　）との交流や連携を図り、保護者や（　Ｃ　）に、当該保育所が行う保育の内容を適切に（　Ｄ　）よう努めなければならない。
3. ・　保育所は、入所する子ども等の（　Ｅ　）を適切に取り扱うとともに、保護者の（　Ｆ　）などに対し、その解決を図るよう努めなければならない。

（組み合わせ）

1. A　保育の環境には、保育士等や子どもなどの人的環境と、施設や遊具などの物的環境があるので、保育所はこれらの個々の環境を活かすように努めること。
2. B　子ども自らが環境に関わり、また、保育士等の指示に従うことを通して、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
3. C　子どもの活動が豊かに展開されるよう、地域、家庭、保育所の設備や環境を整え、子どもの安全を第一に努めること。
4. D　保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、生き生きと活動できる場となるように配慮すること。
5. E　子どもが人と関わる力を育てていくため、子ども自らが周囲の子どもや大人と関わっていくことができる環境を整えること。

（組み合わせ）

【事例】

９月に入り、保育士は子ども達に向けて運動会の種目にリレーを提案した。話し合いの結果、８人ずつ３チームに分かれて行うことになった。リレーの練習が始まって数日が経過すると、「同じチームばっかり勝っている」「速い人ばっかり集めている」と子どもたちに不満が出てきた。

【設問】

「保育所保育指針」第２章「子どもの発達」に示される発達過程や第３章「保育の内容」の２「保育の実施上の配慮事項」に基づいた保育士の対応として、適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1. A　運動会まで日にちがないので、保育士がクラス全員のタイムを計って、３チームが均等になるように再編成する。
2. B　「同じチームばっかり勝っている」「速い人ばっかり集めている」ことについてクラスで話し合う。
3. C　 運動会は、勝つことばかりがいいのではないと、子どもたちに話す。
4. D　 負けてばかりいるチームに速く走れるよう練習することや走り方を伝えて、「頑張れ」と言う。
5. E 　子どもたちで解決できるようにと考え、もう少し様子を見ることにする。

（組み合わせ）

【I群】

1. Ａ　一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
2. Ｂ　一人一人の子どもが、安定感を持って過ごせるようにする。

【II群】

1. ア　家庭との連絡を密にし、嘱託医等との連携を図りながら、子どもの疾病や事故防止に関する認識を深め、保健的で安全な保育環境の維持及び向上に努める。
2. イ　身の回りを清潔にし、衣類の着脱、食事、排泄など生活に必要な活動を自分でする。
3. ウ　一人一人の子どもの置かれている状態や発達過程などを的確に把握し、子どもの欲求を適切に満たしながら、応答的な触れ合いや言葉がけを行う。
4. 工　保育士等や友達との安定した関係の中で、共に過ごすことの喜びを味わう。
5. オ　健康な生活のリズムを身に付け、楽しんで食事をする。

（組み合わせ）

【I群】

1. Ａ　健康
2. Ｂ　人間関係
3. Ｃ　環境
4. Ｄ　言葉
5. Ｅ　表現

【II群】

1. ア　保育士等と一緒にごっこ遊びなどをする中で、言葉のやり取りを楽しむ。
2. イ　好きな玩具や遊具に興味を持って関わり、様々な遊びを楽しむ。
3. ウ　自分でできることは自分でする。
4. エ　一人一人の子どもの生活リズム、発達過程、保育時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながら、適切な食事や休息が取れるようにする。
5. オ　保育士等や友達と触れ合い、安定感を持って生活する。
6. カ　いろいろな素材や用具に親しみ、工夫して遊ぶ。
7. キ　一人一人の子どもの気持ちを受容し、共感しながら、子どもとの継続的な信頼関係を築いていく。

（組み合わせ）

子どもの生活や（　Ａ　）の（　Ｂ　）を踏まえ、 保育の内容の工夫を図るとともに、就学に向けて、保育所の子どもと小学校の児童との交流、（　Ｃ　）交流、情報共有や相互理解など小学校との積極的な連携を図るよう配慮すること。
子どもに関する情報共有に関して、保育所に入所している子どもの就学に際し、（　Ｄ　）の下に、（　Ｅ　）の資料が保育所から小学校へ送付されるようにすること。

（組み合わせ）

【事例】

Ｇちゃんと保育士が砂場で型抜きをして「たんたん誕生日…」とケーキに見立てて歌いだす。近くで砂遊びをしていたＨ君が歌の途中でさっと寄って来て足でケーキを踏みつぶしてしまった。Ｇちゃんはキョトンとし、Ｈ君も踏みつぶした跡を眺めている。保育士がＨ君に「踏んじゃいやだー！手で食べてよ！」と言い、保育士が歌いながらケーキを作り始めるとＨ君も座り込んで３人でケーキを作り始める。そこへＪちゃんがやって来て無言でさっとケーキを踏みつぶす。保育士が「ありゃー、踏んじゃった」と言いながらも、手で山を作りながら歌い続けていると、３人も嬉しそうに山を囲んで歌に合わせて手をたたいた。保育士が「ふーってやって」と言うと、一人づつ嬉しそうにローソクを消してケーキを食べる真似をした。

【設問】

「保育所保育指針」の第１章「総則」の（２）「保育の方法」、第２章「子どもの発達」、第３章「保育の内容」の２「保育の実施上の配慮事項」に基づいた保育士の対応についての振り返りとして、適切なものを◯、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1. A 　大人である保育士が「踏んじゃいやだー！」と子どものようにＨ君に言ったことは言葉を獲得する時期の子どもへの対応として不適切である。
2. B 　Ｇちゃんの作ったケーキを踏みつぶしたＨ君にきちんと注意すれば、その様子をみていたＪちゃんもケーキを踏みつぶすことがなかったと思う。
3. C 　模倣も盛んになってきているので、保育士が子どもと一緒にごっこ選びをすることはこの時期には大切な経験である。
4. D 　この遊びの場面では、「ケーキを踏みつぶしてはいけない」と言うのではなく、どうすれば楽しく遊べるのかを一緒に遊びながら伝えることが大切である。
5. E　楽しく遊ぶことよりも、ケーキを踏みつぶしたＨ君とＪちゃんには、その場でＧちゃんに謝らせるべきであった。

（組み合わせ）

1. A　 保育士は、保育に当たり知り得た子どもや保護者に関する情報を正当な理由なく漏らしてはならず、また、保育士でなくなった後においても同様であり、「児童福祉法」第18条の22には、保育士の秘密保持義務について明記されている。
2. B　 平成15年に制定された「個人情報の保護に関する法律」においても、個人情報は「個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべき」ものであることが示されている。
3. C　 保護者への伝達、保護者同士の交流や地域交流などに必要な情報交換等については、関係者の承諾を得ながら適切に進める必要がある。
4. D　 保育士の守秘義務よりも、「児童虐待の防止等に関する法律」にある通告義務の方が優先される。

（組み合わせ）

1. A　 保育所の役割や社会的責任を遂行するために、法令等を遵守し、保育所を取り巻く社会情勢などを踏まえ、その専門性等の向上に努めること。
2. B　 第４章（保育の計画及び評価）の２の（１）（保育士等の自己評価）及び（２）（保育所の自己評価）等を踏まえ、職員が保育所の課題について共通理解を深め、協力して改善に努めることができる体制を作ること。
3. C　 職員及び地域の課題を踏まえた保育所内外の研修を体系的、計画的に実施する上で、特に保育技術に関する研修を重視すること。

（組み合わせ）

【事例】

Ｐちゃん（１歳７か月）が、夜泣きをするので、とても疲れてもう子育てができないと、母親が連絡帳に書いてきた。

【設問】

担当の保育士がその日の連絡帳に書く内容として、「保育所保育指針」第６章「保護者への支援」に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1. A 　「保育所では睡眠や生活には問題ないので、家庭でもう少し頑張ってみて下さい」と伝える。
2. B 　「寝不足で大変ですね」と、母をねぎらう。
3. C 　「何かの病気が夜泣きの原因だと考えられるので、すぐに小児科で診察してもらって下さい」と受診を勧める。
4. D 　「お母さんの時間がとれる時に、ゆっくりお話しませんか」と提案する。

（組み合わせ）

1. A　 保育所の看護師がＰちゃんの母親を呼んで、助言する。
2. B　 保護者同士で共感し合える機会を作る。
3. C　 母親の話を聞く機会を作る。
4. D　 Ｐちゃんの母親の問題なので、保育所としては特に対応しない。

（組み合わせ）