保育所保育指針 平成30年度(後期)
平成30年度(後期)保育の心理学
問1
次の文は、「保育所保育指針」(厚生労働省告示第 117 号平成 29 年3月 31 日)第4章「子育て支援」の(1)「保護者との相互理解」の一部である。( A )〜( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ・ ( A )を活用し子どもの日々の様子の( B )、保育所保育の( C )などを通じて、保護者との相互理解を図るよう努めること。
- ・ 保育の活動に対する( D )は、保護者の子育てを( E )に寄与することから、これを促すこと。
【語群】
- ア 意図の説明
- イ 行事や特別な催しなどの機会
- ウ 積み重ねと発達過程
- エ 伝達や収集
- オ 日常の保育に関連した様々な機会
- カ 子ども理解
- キ 個別に配慮した実践
- ク 特性を生かした支援
- ケ 保護者の積極的な参加
- コ 自ら実践する力の向上
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | イ | ウ | ア | ケ | キ |
2 | イ | ウ | ク | カ | キ |
3 | イ | エ | ア | ケ | コ |
4 | オ | ウ | ク | カ | キ |
5 | オ | エ | ア | ケ | コ |
正解は5
B:エ 伝達や収集
C:ア 意図の説明
D:ケ 保護者の積極的な参加
E:コ 自ら実践する力の向上
「保育所保育指針解説」において、保護者との相互理解手段や機会として、連絡帳、保護者へのお便り、送迎時の対話、保育参観や保育への参加、親子遠足や運動会などの行事、入園前の見学、個人面談、家庭訪問、保護者会などが例にあげられており、このような手段や機会を子育て支援に活用する際には、保護者の子育てに対する自信や意欲を支えられるように、内容や実施方法を工夫することが望まれる、と記されています。
「保育所保育指針」第4章「子育て支援」2「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」(1)「保護者との相互理解」参照。
保育所保育指針より抜粋
第4章 子育て支援
2 保育所を利用している保護者に対する子育て支援
(1) 保護者との相互理解
ア 日常の保育に関連した様々な機会を活用し子どもの日々の様子の伝達や収集、保育所保育の意図の説明などを通じて、保護者との相互理解を図るよう努めること。
イ 保育の活動に対する保護者の積極的な参加は、保護者の子育てを自ら実践する力の向上に寄与することから、これを促すこと。