すでにご存知の方も多いでしょうけれど、令和5年度の保育士資格試験の受験申請手続きについて発表がされました。
新しくスタートするのがオンラインで行う受験申請手続きです。
受験申請だけでなく、受験後の結果発表などもオンライン上で確認できるので、今現在令和4年後期の実技試験の通知を今か今かと待っている方からするとかなりの時短になるでしょう。
オンライン化されることでどれほど効率的になるか、保育士資格試験の手続きについてご紹介します。
従来の受験申請手続きとの比較
オンラインで受験申請手続きを行うと従来と比べてどれだけ効率化されるのか見ていきましょう。
郵送代が不要
従来の受験申請は、まず封書を2通用意し、郵送分の切手を貼り投函して「受験申請の手引き」を取り寄せます。
手引きが届いたら受験申請書類と顔写真を揃えて、受験料を支払ったあと振替払込受付証明書を添付して簡易書留で送付します。
封書代、切手代、顔写真の撮影代、簡易書留郵便代が必要でした。
オンライン化することで、「受験申請の手引き」はサイトからダウンロードすることができます。
顔写真はスマホで撮影してアップロードし、サイト上で受験申請手続きが完了するため間書留での郵送料も不要です。
郵便局に足を運ぶ必要がない
封書や切手を買ったり、受験料を郵便窓口の営業時間中に振り込んだり、簡易書留で郵送したりと郵便局に足を運ぶ機会が少なくとも1回はあります。
特に受験料の振り込みはATMがNGなので郵便窓口の営業時間中に振り込まなければならず、社会人や学生の方には負担になる方もいるでしょう。
オンラインの受験申請では申請期間中であれば24時間いつでも最短5分で受験申請が可能です。
申請期間の開始と終了間際はアクセスが集中してつながりにくくなる可能性があるので、そこを避けて申請するとさらにスムーズ。
支払いはクレジットカードやコンビニエンスストア決済ができるので郵便窓口に行く必要がありません。
待ち時間が省ける
「受験申請の手引き」は封書を送って手引きが届くまで5日〜10日の間待たなければいけません。
協議会の方に書類がきちんと届いたか、返送されながらやきもきしながら待たなければけません。
また申請書類を簡易書留で郵送したあとは、協議会側の受領がわかるまで待たなければいけないでしょう。
受験後の結果もマイページ上で確認できますし、「結果通知」や「合格通知」も電子化され、その場でダウンロードできるので通知を待つ時間から開放されます。
これだけ効率化されれば保育士を目指す方の利便性の向上につながるのではないでしょうか。
令和5年保育士資格試験前期の日程と申請期間
前期試験筆記試験:令和5年4月22日(土)、23日(日)
実技試験:令和5年7月2日(日)
オンライン受験申請期間:令和5年1月17日(火)午前10時~2月6日(月)午後5時
受験申請受付期間(郵送):令和5年1月17日(火)午前10時~2月6日(月)当日消印有効
従来どおりの郵送による受験申請手続きもできます。詳しくはこちらの受験申請方法ページで確認してみましょう。