今夜は晴れるかな?七夕のお話|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 谷津園】

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今夜は晴れるかな?七夕のお話

2021-07-07

今夜は晴れるかな?七夕のお話

7月7日は七夕。皆さんも子どもの頃、七夕のお天気が気になりませんでしたか?
雨が降ると、彦星と織姫は会えなくなってしまう・・・と。
今回は知ってるようで知らなかった七夕の行事などについてご紹介します。

■七夕の由来

七夕はとっても古い行事。中国最古の詩集に彦星と織姫のエピソードが載っており、
日本には奈良時代に入ってきました。
奈良時代は宮中で星を眺めたり詩歌を楽しむ行事でした。その後江戸時代になり、
しちせき(七夕)の節句として庶民にも広まりました。
七夕は中国の乞巧奠(きっこうでん)と日本古来の棚機女(たなばたつめ)という伝承が
融合した行事です。

■七夕の短冊
七夕の由来で紹介した通り、奈良時代の七夕は詩歌などの上達を星を眺めながら願う行事でした。
短冊に願いを書くのは「字が上手くなりますように」から始まったようです。

 

■七夕の笹
なぜ七夕飾りが笹なのか。その理由は笹がまっすぐ天に向かって育ち、
どこでも根を生やし寒さにも強い生命力が、神聖な力が宿ってると信じられいました。
神社でも神事で笹を使っているように、神聖な笹に願いが届くようにと飾りをつけた言われています。

■七夕飾りの意味
七夕飾りには願いごと書く短冊の他に、吹き流しやちょうちんなどを飾りますが、
その飾りにはそれぞれ意味があります。

〇ちょうちん
織姫と彦星に明りを捧げるという意味があります。

〇吹き流し
織り糸を表現しており、機織りの上達を願う飾りです。

〇スイカやキュウリなどの果物
豊作を願います。

〇ひし形がつながった飾り
着物の柄を表現し裁縫の上達を願います。

〇巾着
すばり金運UPを願う飾りです。

■五色の短冊の意味
5色は青・赤・黄・白・黒。
それぞれ、青は木 赤は火 黄は土 白は金 黒は水を意味しており、
中国で古くから伝わる陰陽説と五行説に基づいています。
5色で自然界の事象を表しています。

■七夕=そうめんの日

7月7日はそうめんの日でもあり、江戸時代には七夕はそうめんを食べる風習がありました。
日本でそうめんが食べられるようになったのは、
中国では七夕には小麦粉を練ってひも状にした索餅が食されており、
そうめんが似ていることから食べられるようになったようです。

いかがでしたか?
知ってるようで知らない七夕の歴史や風習をご紹介しました。
今夜は晴れて、織姫と彦星が出会えますように・・。