2022-12-20
冬至にはカボチャを食べて免疫力をつけよう
Category:子育てにお役立ち情報
今年もゆず湯につかるカピバラなど冬至が話題になる時期になってきました。
霜が降りたり雪が降ったりと寒さも本格的に。インフルエンザや新型コロナウイルスなどさまざまな病原菌やウイルスの感染を防ぐためにも日頃から免疫力アップが必要です。
冬至はそのためにカボチャを食べます。なぜカボチャなのでしょうか。
冬至とは
二十四節気のひとつ冬至。今年の冬至は22日です。
毎年12月の21日か22日ですが、冬至は1年のなかで最も昼が短い日という天文学的に決まる日なので固定されていません。
また、日本がある北半球では冬至ですが、南半球では最も昼が長い日になります。
昔の日本や中国では太陽の力が一番弱い日と考えられており、冬至をすぎると太陽の力が再び強くなるとされていました。
ちなみに日本や中国だけでなく、ヨーロッパでもクリスマスとまとめてお祝いするなど世界でも特別な日とされています。
冬至にカボチャをたべるのはなぜ
冬至には無病息災を祈ってカボチャを食べたりゆず湯に入る習慣があります。
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないといわれているのです。
長期保存が可能
カボチャの旬は夏ですが、長期保存が可能です。
今のように野菜をどの季節でも食べることが難しい時代では、長期保存できるカボチャは貴重でした。
そこで冬至にカボチャを食べて元気に冬を乗り切ろうという目的で食べるのです。
栄養価が高い
カボチャは長期保存が可能なだけでなく、栄養価が高いことも冬至の時期に食べるという理由に繋がります。
緑黄色野菜であるカボチャは風邪予防に効果の高いビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれ、抗酸化作用のあるビタミンEも含まれています。
野菜不足になりがちな本格的な冬を前に栄養満点のカボチャを食べて、免疫力を高め、風邪に備えるという意味があるのです。
カボチャは甘みがあるので小さなお子さんも食べやすいでしょう。
いかがでしょうか。
地域によってはこんにゃくや小豆粥をたべる習慣があるのだとか。
ゆず湯もビタミンCたっぷりですし、血行をよくして風邪予防になります。
中国では餃子やぜんざいを食べたりするそうです。
今年の冬至はお子さんの好きなカボチャ料理で風邪予防をしていきましょう。