2021-09-20
子どもに必要なお昼寝時間と寝かしつけのコツ
Category:子育てにお役立ち情報
保育園では昼食後に午睡、いわゆる「お昼寝」の時間を設けているところがほとんどです。千葉市にあるサンライズキッズ都賀園でも給食時間のあと、12時からみんなで仲良くお昼寝しています。
幼い子ほど長い睡眠時間が必要で、大きくなるにつれてお昼寝を必要としないようになるのが一般的。しかし個人差もあるため、子どもの様子を見極めながら臨機応変に対応することが大切です。
ここではサンライズキッズ都賀園でおあずかりする年齢、0~2歳児に必要なお昼寝の時間と覚えておきたい寝かしつけのコツをご紹介します。
【午睡(お昼寝)の大切さ】
子どもの成長において、お昼寝は欠かせません。
というのも、人間の心身を健やかに成長させる成長ホルモンは睡眠時間中に最も分泌されます。それだけでなく、子どもの体や脳を休ませて、リラックスしたり記憶を整理したりする目的も。
また、保育園などでは特に午睡時間が子どもの生活リズムを整えるのに大きな役割を果たしています。お昼寝したあとにまた元気に午後の時間を過ごすことで、夜もスムーズに入眠できるのです。
【理想的なお昼寝の長さとは】
個人差もありますが、子どもの年齢によって適切なお昼寝の長さは違ってきます。
生後6か月くらいだと、1日の大半寝ているのが一般的。6か月以降になると昼夜で生活時間を分けられるようになるので、午前中に1時間、午後に2時間程度を目安にお昼寝させると良いでしょう。
1~2歳児になったらお昼寝は1~3時間程度が理想的。ただし、給食の時間に眠たそうにしている場合は、少し長めに寝かせるのが良いでしょう。
なお、3歳になるとお昼寝を必要としない子も増えてきます。
【寝かしつけのコツ】
家事を済ませるために早く寝てほしいのに、子どもがぐずったりなかなか寝てくれなくて困ったことはありませんか?
ここからは寝かしつのコツをご紹介しましょう。
- 環境を整える
寝やすい服に着替えさせたり、オルゴールや音楽を流したりなど、眠りやすい環境を整えてあげることが大切です。
また、子どもは一般的に暑がりなので、服やタオルなどで寝苦しくなることがあります。大人より1枚少ないくらいが適温です。
- ボディタッチ
スキンシップで安心させてあげることで子どもの眠気を誘いましょう。
具体的にはたとえば子どもの呼吸に合わせて背中をトントンしたり、手足を軽くさする、頭をなでる、などの行為です。子どもによって違うので、痛がったりむずがったりするときは別の場所をタッチするのが良いでしょう。
- だっこする
子どもが泣いたりぐずったりしているときはだっこをして落ち着かせるのも手です。
だっこをするときにゆっくり揺らしたり、背中をトントンしたり、子守唄をうたったりしてあげるとより効果的。
また、せっかく寝てもベッドに移したときに起きてしまう場合も多いので、たおるやおくるみごとだっこするのがポイントです。