2022-06-03
一人でお着替えに挑戦しよう
Category:子育てにお役立ち情報
梅雨に入り、雨の日が続いているとお子さんが外に遊びに行きたいとうずうずしていませんか?
適度に身体を動かすことは心身の成長を促し、安眠につながるので保護者の方としても雨の日に遊べるスポットにでかけたいところでしょう。
そんなときは一人でお着替えに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
おでかけをしない、保護者の方の気持ちに余裕があるときにお子さんの「自分でできる」気持ちを大切にしてあげましょう。
衣替えを一緒にしてみる
せっかくですから衣替えの季節であることをお子さんに伝えましょう。
洋服にこだわりがある子はお気に入りの長袖の服をなかなか手放さず、中には真夏でも厚手のボトムスを履いている子もいます。
「暑くなってきたから長袖の洋服はおねんねね。また寒くなったら会おうね」
「もう暑いから半ズボン履いちゃおう。これでいっぱいお外で遊べるね」
と前向きに次の衣替えのタイミングを伝えましょう。
お子さんも納得して衣替えに参加してくれるのではないでしょうか。
一から洋服をたためるようになるには難しいので、半袖と長袖の仕分けのお手伝いをお願いしてみましょう。
洗濯物干しを一緒にしてみる
保護者の方が「洗濯物をパタパタしてくれたら干せる」と伝えて、洗濯物を広げてシワ伸ばしをするお仕事をしてもらいましょう。
慣れてくると洗濯物をパタパタ降ったあとに「干して」と渡してくれるようになります。
「助かるよ」「ありがとう」と笑顔で伝えて干すとお子さんも承認欲求と達成感が満たされるでしょう。
部屋干しで干している位置が低ければ一緒に取り込むこともできますし、保護者の方を真似て洗濯物をたたもうとしてくれることもあります。
都度嬉しいこと、助かることを言葉にして伝えてあげてください。
お着替えに挑戦する
雨の日でお出かけをしないというとき、保護者の方に余裕があるときに工夫しながら一人でのお着替えに挑戦してみましょう。
1歳くらいから保護者の方がしていることをじっと観察して自分でもやってみたいという気持ちが育ってきています。
衣替えや洗濯物干しで衣類に興味を持っているときはスムーズに挑戦できるはずです。
「自分もできる」「自分でやりたい」という気持ちを大切にして、一人でのお着替えをサポートしてあげましょう。
最初は前後ろが逆だったり、ボタンが段違いになっていたりと時間をかけても失敗していることが多いです。
しかし本人はとても頑張って達成感を覚えているため、よくできたとたくさん褒めてあげましょう。
・どういう服か説明する
・鏡の前で着替えさせてみる
・楽しい声掛けをする
・ゲーム感覚でやってみる
ズボンの裾に好きなキャラクターを描いてみたり、アップリケを付けて目印にしたりして、「ズボンのトンネルをくぐったらキャラクターにまた会える」という演出をしたり、「シャツの大きな穴からいないいないばあ」ができたとほめてあげたり。
昨日は履けたのに今日はできなかったなど一進一退の場合もあります。
でも焦らずに褒めながらできることを増やしていきましょう。