2021-07-15
夏バテから子どもを守るおすすめ予防食材
Category:子育てにお役立ち情報,その他
子どもたちにとって夏は外遊びに絶好な季節。とはいえ、いつも元気な子どもも大人と同じように夏バテします。しかし子どもの場合、自身で体調管理することが難しいのでケアをしてあげるのは保護者の役目。
今回は夏バテの原因や夏バテで子どもの食欲がなくなっているときにおすすめの食事などについてご紹介します。
そもそも夏バテとは?
ご存知のとおり、人間の水分量は一般的に体重の50~60%。しかし子どもの場合、体重の65~70%を占めます。しかも、新陳代謝が活発で体温調節機能が未発達なので大人より汗をかきやすく、知らないうちに高体温や水分不足に陥りがちです。
夏バテの原因は、こうした体温や代謝の働きをコントロールしている自律神経の乱れ。夏の暑さに対応できず自律神経の働きが乱れると、身体にさまざまな不調が生じます。
夏バテの主な症状
具体的には、子どもに以下のような症状がみられたら夏バテの疑いが強いので、覚えておきましょう。
・身体が1日中だるい
・熱っぽい
・寝つきが悪い
・食欲がない
・下痢や便秘など胃腸の不良
・足や指の先が冷たい
・汗の量が増えた/減った
子どもがまだ小さいうちは特に自分では気づけない症状もあるので、保護者の皆さんが変化に気づいてあげることが大切です。
夏バテ予防におすすめの食材
ここからは、夏バテ予防に効果のある食材をいくつかご紹介します。どの家庭でも普段からよく登場する身近な食材ばかりなので、入手も簡単。
毎日の料理に積極的に取り入れて、家族みんな暑い夏を乗り切りましょう。
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- 夏野菜
夏に限らず旬の野菜は栄養価が高いので、効率よく栄養を摂取することが可能です。
トマトやゴーヤ、きゅうり、なす、オクラといった夏野菜を具だくさんのスープや野菜ジュースにするなどして、上手にたくさん摂りたいところ。また、夏野菜には水分が豊富に含まれるので、おやつとしてそのまま丸かじりしても良いでしょう。 - 豚肉
夏バテを予防には、良質なタンパク質とビタミン類が必要です。その両方を含む豚肉は、まさにおすすめの食材。
特に豚肉に多く含まれるビタミンB1は疲労回復の効果も。脂肪の多いバラなどより赤身の多いモモやヒレがベターです。 - 大豆製品
タンパク質やビタミン、食物繊維が多く含まれる豆腐や納豆、味噌といった大豆製品も夏バテ予防にぴったり。鉄分なども含まれますが、ビタミンCが多いブロッコリーやパプリカなど吸収を促進してくれる食べ合わせをするのが良いでしょう。
- 夏野菜