2022-06-03
お子さんの興味をひく声掛け
Category:子育てにお役立ち情報
お子さんを大きな声で呼んでも反応がない、ということがありませんか。
保育園でお引きわたしのときに園庭で遊んでしまってなかなか帰ろうとしてくれない時や、休日に公園で遊んで夕飯の支度をしなければいけない時間になっても帰ろうとしてくれない時、お風呂に入る時間になかなか動いてくれない時などなど。
時間に追われて気持ちにも余裕がないときには本当に困りますね。
そんなときに使える声掛けの方法をご紹介しましょう。保育士も使っているアイディアなので試してみてください。
なぜ無反応なのか
お子さんが声掛けに無反応なときは何かに集中していて聞こえていないということがほとんどです。
まれにうっすらと保護者の方の声は聞こえているけれど、今やっていることが楽しい、次にやらなければいけないことのために動きたくないという気持ちが先行してスルーしてしまうという場合もあります。
なにかに夢中になって声が聞こえないということは大人でもあるのでお子さんばかりを責められませんが、できればやらなければいけないことを優先させてほしいですね。
そのためにも興味をひいたり、耳に届く声掛けが必要になります。
お知らせのチャイム
「ピンポンパンポーン!」とお知らせのチャイムから始めます。
お子さんの興味を引くものであればパトカーのサイレンや学校のチャイムの声まねをしてみましょう。
お子さんが好きなものの音に反応してこちらを向いたら話はじめてください。
おなじみのカウントダウン
「○○ちゃん(くん)がお片付けを完了するまで10秒前〜!9、8、7・・・」とゆっくりカウントダウンしていきます。
きょうだいがいると自然と競争が始まるので思った以上のスピードで片付けが終わったり、テーブルについてくれたりするでしょう。
シチュエーションで変えることができるので汎用性のある声掛けです。
コソコソ話
小さなお子さんはコソコソ話で話しかけるとコソコソ話で返してくれます。
そこを狙ってコソコソ話で声掛けしてみましょう。
また、いつもより低いトーンの声で声掛けするのも耳にすんなり届く可能性があります。
聞き慣れないからです。逆に裏声のように高い声もお子さんの興味をひく声かけになるでしょう。
ミュージカル調
作詞作曲を保護者の方がして、今してほしいことを具体的にリズムにのせて伝えてみましょう。
身振り手振りもつけると子どもたちも楽しみながら反応してくれます。
少しはずかしいかもしれませんが、お子さんがすぐに動いてくれるのでぜひ試してみましょう。