こどもの日に鯉のぼりや五月人形をかざるのはなぜ?|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 高槻園】

たかつきえん
高槻園
大阪府高槻市登町43番5号カサエステ一番館1階
阪急京都線 高槻市駅よりバス10分
 下田部団地下車 徒歩4分
050-5807-2233 (平日10:00-17:00 )
採用応募
お問い合わせ

高槻園ブログ

こどもの日に鯉のぼりや五月人形をかざるのはなぜ?

2023-05-01

こどもの日に鯉のぼりや五月人形をかざるのはなぜ?

5月5日はこどもの日。外にでかけるとあちこちで鯉のぼりをみることができるでしょう。

小さなお子さんも指差しをして興味を示しているのではないでしょうか。

2歳くらいになると「なんで鯉のぼりをかざるの?」と聞いてくるかもしれませんね。

興味を示しているときに、日本の伝統文化に親しませてあげましょう。

 

こどもの日は何をする?

「端午の節句」は男の子の健やかな成長を願う日で、そのため鯉のぼりや五月人形、菖蒲湯に入るなどさまざまな願いを込めた習慣があります。

「こどもの日」は祝日法で定められた国民の祝日で、男女に関わらず子どもの幸福で健やかな成長を願い、保護者に感謝する日といわれています。

「端午の節句」の風習がこどもの日にも伝統文化として残っているのです。

鯉のぼりや五月人形を飾り、ちまきやかしわもちを食べて、菖蒲湯に入ります。

すべて子どもたちが健康に成長して、家庭を繁栄させるための願いが込められた風習です。

 

鯉のぼりや五月人形を飾る理由とは

こどもの日は男女の区別なく子どもたちの幸福な成長を願い、保護者に感謝する日ですが、端午の節句は男の子の健やかな成長を願う日。

その風習から鯉のぼりや五月人形を飾る文化が残っているのです。

 

鯉のぼりをあげるのは

「鯉のぼり」は中国の「鯉の滝登り」になぞられてあり、龍門という滝を鯉だけが登りきって龍になったという伝承から立身出世の願いが込められています。

また、力強く泳ぐ鯉のぼりから力強さ、健康への願いも込められているのです。

もともとは江戸時代に武家に男の子が生まれると、のぼりを立ててお祝いしていました。

しかし、武家以外はのぼりを立ててはいけないとされていたので、その代わりに「鯉のぼり」をあげ、その風習が広く行き渡ったといわれています。

鯉のぼりの一番大きな黒い真鯉は親の鯉、緋鯉や青い鯉は子どもたちで、親から見守られている様子が表されているのだとか。

多くの家では4月中旬くらいからこの連休中まで飾られていますね。

五月人形を飾るのは

鎧や兜、そして五月人形を飾る風習があるのは、災厄からお子さんの身を守るための願いが込められています。

鯉のぼりと同じ時期に始まった風習で、武家が神社に鎧や兜を奉納して安全祈願をした風習から、庶民が鎧や兜をかざるようになったのだとか。

五月人形も今はさまざまなものがありますが、もとは金太郎がモデルになっています。

金太郎のように力強く健やかに育つことを願って飾るのです。

 

サンライズキッズ保育園高槻園の近隣では日本伝統とSNS映えに一度に触れられる「こいのぼりフェスタ1000」が開催されています。

ぜひお子さんと一緒に雄大な空を泳ぐ色とりどりの鯉のぼりをご覧にでかけてみてください。