子どもに伝える正月遊び|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 高槻園】

たかつきえん
高槻園
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高槻園ブログ

子どもに伝える正月遊び

2021-12-20

子どもに伝える正月遊び

「もういくつ寝るとお正月~♪」という歌のとおり、子どもたちは毎年お正月を心待ちにしています。
お正月は新しい年の訪れを祝うとともに、その年の健康と幸せを願う大切な行事です。おせち料理を食べたりお年玉をもらったり…お正月にもさまざまな風習がありますが、その中でも子どもたちが楽しめるのがお正月ならではの遊び。
高槻で子育てをするパパ・ママにそんな「正月遊び」をご紹介します。凧あげや独楽回しなど、ぜひ親子で一緒に遊んで、お子さまたちに日本の伝統文化を伝えてあげましょう。

 

凧(たこ)揚げ

平安時代に中国から伝わった凧揚げ。江戸時代には男の子の誕生祝いとして親しまれていて、高く揚がるほど健やかに子どもが成長すると言われていました。今でも凧に願いを乗せて天まで届けるという意味が込められていますね。
遊び方の基本は空高く凧を揚げることですが、相手の凧を落としたり糸を切ったりする「凧合戦」や「凧喧嘩」という遊び方もポピュラーです。

 

羽根つき

羽根つきは室町時代に中国から伝わったといわれていて、その年の厄をはねて子どもの無事と成長を願う意味が込められています。
1人で羽根を何回つけるかを競う「つき羽根」や、2人でバドミントンのようにつきあう「追い羽根」という遊びがあります。負けた方は顔に墨を塗られますが、これにも魔よけの意味があるのだとか。

 

独楽(こま)回し

独楽の歴史は古く、中国から伝来したのは奈良時代といわれています。男の子が「強くたくましく育つように」という願いが込められているだけでなく、独楽が回る様子を「お金がまわる」とか「物事が円滑にまわる」ことにかけた縁起物の意味も。
長い間回転する美しさを楽しんだり曲芸のような技に挑戦する遊び方のほかに、独楽と独楽をぶつけあう「喧嘩独楽」が有名です。

 

福笑い

江戸時代から正月遊びとして親しまれていて、新年早々笑いがこぼれるのがおめでたい、まさに「笑う門には福来る」の言葉どおりの遊びといえます。
目隠しをした状態で、おかめやひょっとこの顔型の上に目や鼻などをならべていきます。「より正確にできた人の勝ち」とか「いちばん面白い顔を作った人の勝ち」など、オリジナルルールで遊ぶのがおすすめ。

 

お手玉

奈良時代に石や水晶玉を使って遊んでいたのがルーツで、やがてそれが袋の中に小豆や大豆を入れたものを使うように進化しました。
歌いながらいくつかのお手玉を空中に投げてキャッチする遊び方が最も一般的ですが、2個同時に投げてキャッチしたり投げている間に床に落ちている小銭を拾い集めたりなど、自由にアレンジできるのが魅力。
また、脳への刺激や集中力アップの効果もあるのだとか。

 

だるま落とし

積み木の上のだるまが落ちないように小づちで下の積み木を飛ばして落としていく遊び。ひとりでも大勢でも楽しめます。
転んでも起き上がる様子から縁起物とされているだるまですが、だるま落としの場合は自ら起き上がることができないため、転ばない(この1年困難や災いが降りかかることがない)ようにとの願いを込めて遊ばれるようになったのだそう。