2021-08-12
Category:子育てにお役立ち情報
平塚市も30度を超える猛暑日が続いており、熱中症へのリスクが高まっています。
またマスク着用により、熱中症のリスクが高まります。
暑さを避けて、水分補給をこまめにしましょう。
子どもは熱中症になりやすい
体温調節が未発達
子どもの体温調節機能は大人に比べるとまだまだ発達しておらず、汗をかいて体温を冷やす機能が働かなくなってしまう場合もあります。
熱のこもらない素材や薄い色の衣服を選んだり、日光を遮る帽子などを身につけたりさせましょう。
子どもは高温にさらされやすい
さらに身長の低かったり、ベビーカーに乗っている子どもたちは、高温の地面に近く、その照り返しによって高い温度にさらされています。
気をつけてあげましょう。
自己主張ができない
おしゃべりができる年齢になっても、自分の状況を細かく伝えることが難しいです。
汗や体温、顔色などを大人がみてあげましょう。
さらに乳幼児の場合、熱くても訴えられない、自分で服を脱いだり水分補給ができないので保護者がしっかりと見守ってあげないといけません。
熱中症にならないために
・喉が乾く前にこまめに声かけをして給水させるようにしましょう。
・連日暑いからといって家の中にこもっているのも問題です。夕方や朝方など、少しでも涼しい時間帯に外遊びをさせて、暑さになれるようにしましょう。
・外出するときは帽子をかぶりましょう。帽子をかぶることで頭の温度を10℃前後下げることができます。
・お子様の顔色をこまめに確認して、顔が赤くなっていたり、大量の汗をかいていたら日陰など涼しい場所で休憩させましょう。
熱中症のサイン
・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
・体のだるさや吐き気
・汗のかきかたがおかしい、まったく汗をかいていない
・体温が高い、皮膚が赤い、皮膚が赤く乾いている
・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
・水分がとれない
これらの症状が見られた場合、直ちに涼しい場所へ移動し、衣服を緩めて体を冷やし、水分・塩分の補給をさせましょう。
これがさらに重症になってくると、意識がなくなったり痙攣を起こす場合があります。
このような症状が見られた場合、迷わず救急車を呼びましょう。
夏は外遊びが楽しい時期、子どもも夢中になって熱中症のサインが出るのが遅れるかもしれません。
大人が見守り、休憩や水分補給をすすめて夏を安全に楽しみましょう!