2023-01-16
ポイントを抑えて朝をスムーズに過ごそう
Category:子育てにお役立ち情報
毎朝叱って、急かして、ストレスをためながら朝の準備をしていませんか?
イヤイヤ期のお子さんになると保護者の方は登園前に疲れ果ててしまうでしょう。
なぜ朝の支度はスムーズにいかないのでしょうか。
よくある失敗パターンを抑えて改善し、登園までをスムーズに過ごしましょう。
朝のあるある失敗パターン
●時間になっても起きない
眠たくて期限が悪くなるパターンです。前日の夜に夜ふかししていたか、睡眠の質が悪かったのかもしれません。
●急いでいるのに着る服が決まらない
自我が生まれてお気に入りの服しか着てくれないパターンです。冬場なのにお気に入りの服が夏のような服装だったり、お気に入りのセーターが洗濯中だったりすると絶望感しかなく癇癪をおこしてしまいます。
●朝食を食べ始めない・食べ終わらない
しっかり食べさせたいけれど、もう時間がないというジレンマと罪悪感にさいなまれるパターンです。最初から遊んでなかなか食べてくれなかったり、ぐずりだしたら前日の夕飯が遅かったのが原因かもしれません。
●ルーティンが崩れて癇癪をおこす
こちらもイヤイヤ期に陥りがちなパターン。「パパが起こしてくれなかったから」「ママが着替えさせてくれなかったから」などの理由がありますが、理由がわからないケースもあります。
●「保育園に行きたくない」と泣く
これは一番つらいパターンです。保護者の方は罪悪感とともに保育園でなにかあったのかと心配になりますよね。
ひとまず落ち着くまでと抱っこすると泣き止みますが、これでは朝の支度が進みません。
朝の支度の改善ポイント
だれもが通る、悩ましい朝のあるあるパターンを改善するポイントをご紹介します。
生活リズムを整える
まずは睡眠時間を確保するために朝は7時までにもしくは当園の1時間半前までに起こすようにします。朝が早いと夜眠くなるので、21時までには寝かせる習慣ができれば時間になっても起きないということはなくなるでしょう。
同様に食事も夕食を早めに済ませておくと朝はお腹が空いているのでスムーズに食べてくれるはずです。
お子さんに決定権を与える
1歳半くらいから始まるイヤイヤ期。自我の芽生えなのでできるだけお子さんができることはさせてあげたいものです。
洋服が決まらないときには予め用意していた2〜3着の中から「どっちがいい?」と選択させ、「パパがよかった」と言われれば「パパがよかったんだね」と同調してあげましょう。
保育園に行きたくないと泣くときは、保育園が楽しいところであることを伝え、本当に行きたくないか聞いてみて、行くか行かないかの選択をお子さんに任せます。
保護者の方が楽しそうに出かけようとしていると「やっぱりいく」となってくれるでしょう。
急かさない
朝のバタバタする時間、ついお子さんを急かしてしまいます。しかし、子どもがグズるのには理由があるのです。
何事も早くはできませんが、自分でやりたいという気持ちを尊重してあげてください。
日々なにごとも急かされていると「どうせできない」「やらないほうが楽」と考え、自分で何もしない子になってしまう可能性があります。