2022-12-12
クリスマスリースの意味を伝えてみよう
Category:子育てにお役立ち情報
街に出ると店先にクリスマスツリーやクリスマスリースを飾ってありますね。
お子さんも興味津々でみているのではないでしょうか。
ご自宅にクリスマスリースは飾られていますか?
お子さんとのコミュニケーションの一環として、クリスマスリースやその飾りの意味について伝えて、楽しいホリデーシーズンを過ごしましょう。
クリスマスリースはなぜかざるの?
今やクリスマスリースはさまざまな素材で作られているため、あまり意味合いに馴染みが無いかもしれません。
本来のクリスマスリースのベースとなるのはヒイラギの葉です。
ヒイラギの葉は新芽が出るまで葉が落ちない常緑樹であることから、子孫繁栄を意味した幸福をもたらすとされてきました。
また、殺菌作用や抗菌作用があることから病気をしにくくなると言われ、病気をしない=魔除けになるとして古来より家を守るシンボルとされていました。
クリスマスリースの輪っかの形にも意味があります。
終わりも始まりもない永遠の幸福という意味をもっていて、ヨーロッパでは古くから幸運のお守りとされていたそうです。
クリスマスリースは玄関ドアにかざることで家の中を守るという役割を持っています。
クリスマスリースのかざりの意味
クリスマスリースには上記でご紹介したとおりかざりの一つひとつに意味があります。
お子さんと一緒に調べるのも楽しいですよ。
リボンとベル
クリスマスをイメージさせるリボンとベル。
実は魔除けの意味があります。
固く結んだリボンには魔除けの効果が、ベルの音には魔を払う効果があるとされていたのです。
松ぼっくりや姫リンゴ
前述のとおり、豊作祈願で飾られる木の実。もともと神への捧げものとしての意味をもっています。
長期保存可能で栄養価の高い姫リンゴはアダムとイブの逸話からキリスト教では特別な果実とされていますが、それ異常に神へのお供え物として古くから使われてきたのです。
ヒイラギの実
真っ赤なヒイラギの実はイエス・キリストの血と神の愛と寛大さを意味しているといわれています。
赤い実は人々に恵みをもたらす太陽を表す意味もあるのです。
いかがでしょうか。
意味を考えながらお子さんとクリスマスリースを手作りしてみるのもホリデーシーズンの楽しみですね。