風邪の予防方法と摂るべき栄養素|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 境港園】

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風邪の予防方法と摂るべき栄養素

2022-01-25

風邪の予防方法と摂るべき栄養素

子育て中のパパ・ママの心配事のひとつが、子どもがよくひく風邪。冬になると特に風邪だけでなくインフルエンザやRSウィルス、最近では新型コロナウィルスといった感染症にも油断できません。
予防接種などで対策することも大切ですが、風邪をはじめとするあらゆるウィルスを予防するには、やはり日々の生活習慣や食事に気を付ける必要があります。
そこで今回はサンライズキッズ境港園に通う親子の皆さまに、風邪の予防対策におけるポイントや風邪の予防のためにも積極的に摂取したい栄養素についてお伝えします。

 

◆風邪の予防4つの基本

まずは、風邪を予防する方法の4つの基本をご案内しましょう。

手洗い・うがい

昔から、手洗いとうがいは風邪予防の基本中の基本。子どもには、外から帰ったら手洗い・うがいをすることを習慣づけましょう。
石鹸やハンドソープをつけて指の間や手の甲までしっかりと洗うことが大切。また、小さな子にはうがいは難しいかもしれませんが、口にふくんで「がらがらペー」とさせるだけでも有効です。

睡眠

いうまでもありませんが、睡眠も風邪予防だけでなく基本的な体調管理に重要です。疲れた体では、体内に侵入したウィルスや菌に抵抗できません。子どもにもしっかりと睡眠をとらせましょう。
夜更かしをさせず、早めに寝室に向かうような生活習慣を整えてあげてください。

体を冷やさない

体温が下がると、人間の免疫機能は低下します。
基本的に子どもは大人よりも体温が高いですが、それだけに遊んだ時などにすぐ汗をかくため、冷えて風邪をひくことも。アウターなどで上手に体温調節したり、汗をかいたらすぐに着替えさせたり、小さいうちは子どもが汗をかいていないか大人がこまめにチェックをしてあげることも大切です。
また、積極的に体を温める食材を摂取すると良いでしょう。

栄養バランス

バランスのとれた食事も風邪予防に欠かせません。朝・昼・晩と規則正しく食事を摂らせましょう。
子どもは好き嫌いが多いので、野菜や果物が不足しがちなので注意が必要です。食事の回数や量だけでなく、栄養がかたよらないように献立にも気を付けましょう。

 

◆風邪予防にオススメの栄養素

風邪予防には、免疫力アップに効果的な食材や粘膜のバリアを強化する食材がおすすめです。
いくつかご紹介します。

たんぱく質

体内に侵入した病原菌やウィルスを排除するはたらきをする白血球は、たんぱく質でできています。つまり、たんぱく質は免疫機能の素。
肉や魚、たまご、大豆など、たんぱく質を多く含む食材は毎日食べさせましょう。

ビタミンC

ビタミンCといえば、昔から風邪予防の代表のようなイメージがあるかと思いますが、体の抵抗力をアップさせるビタミンCは実際に風邪予防に効果的です。
しかしせっかくの栄養も熱で壊れやすいという性質があるので、生の果物などから摂るのがおすすめ。または、じゃがいもやさつまいもに含まれるビタミンCは過熱しても壊れにくいので、覚えておきましょう。

ビタミンA

ビタミンAは皮膚や粘膜の保護に有効な栄養素です。レバーやにんじん、ほうれんそう、わかめなどに豊富に含まれます。
油と一緒に摂取すると吸収率がアップするので、炒め物にすると子どもにも食べやすくておすすめです。

亜鉛

牡蠣や牛肉、チーズなどに含まれる亜鉛。不足すると免疫力低下につながります。
加工食品やレトルト食品などの食品添加物ばかり摂取すると亜鉛不足におちいりがち。子どもにはなるべく手作りの食事を食べさせたいものです。

冬野菜

寒い時期は冬野菜を中心に、体を温める効果のある食材を積極的に料理に使いましょう。
長ねぎやショウガ、ニンニクは大人にはおすすめですが、子どもによっては辛くて食べてくれないことも多いので、量を工夫する必要がありそうです。一方でかぼちゃやニラ、にんじん、玉ねぎ、小松菜などはさまざまな料理に使えるので、たくさん食べさせましょう。