2022-05-10
五月人形を片付ける時期
Category:子育てにお役立ち情報
今年が初節句のご家庭では、五月人形を飾られたところもあるでしょう。
お子さんの厄除けになってくれる五月人形。
もう片付けられましたか。こちらでは五月人形の由来や飾る時期についてご紹介しましょう。
五月人形を飾る意味
前述の通りお子さんの厄除けになってくれる五月人形。
もちろん端午の節句をお祝いする意味でも飾ります。
そして強くたくましく、賢いおとなになるため無事に成長してほしいという願いが込められています。
兜飾り、鎧飾り、鎧武者飾りのタイプがあり、鎧兜は「命を守る」、弓矢と太刀は「魔除け」の意味があります。
鎧武者姿の金太郎人形は「やさしい気持ちを持った子に育ってほしい」という願いが込められているそうです。
五月人形を飾る時期
五月人形を飾る時期に明確な決まりはありません。
鯉のぼりもそうですが、春分の日以降、4月中旬くらいまでに飾るとよいとされています。
お忙しい保護者の方はついゴールデンウィークにあわてて出したという方もいらっしゃるでしょう。
できれば4月下旬までにはお子さんのためにも飾りたいところです。
五月人形をしまう時期にも明確な規定はありません。
5月5日がすぎてすぐ片付けるのも良いですし、旧暦に合わせて6月上旬に片付けるのも良いでしょう。
季節に合わせるためにずっと飾らず、お子さんと来年また会おうという約束をしてしまってはいかがでしょうか。
五月人形は一人に一体
五月人形は厄除けのお守りです。雛人形と同じく持ち主の厄を引き受けてくれます。
そのためお下がりで身内にゆずるという場合もありますが、まずは厄払いが必要でしょう。
できれば一人一体用意して、兄弟や親子の五月人形を飾ることをオススメします。
人形には魂が宿ると言われています。
お子さんが大きくなって処分が必要になった場合も粗大ゴミなどに出すのではなく、しっかりと供養してもらいましょう。
できれば寺院にお願いして、これまで厄災からまもってもらったことを感謝してお別れしてください。
いかがでしたか。
年に一度お子さんの成長と無事を祈り、お祝いするために飾る五月人形。
来年もお子さんの成長とともに記念として飾るために、しまう前に一緒に写真を撮ってはいかがでしょうか。
しまう際にもお子さんに「また来年ね」「来年はどのくらい大きくなってるかな?」と伝えると親子でまた楽しみが増えるのではないでしょうか。