2021-07-24
夏は上手な水分補給を
Category:子育てにお役立ち情報
最近暑さが厳しくなって日中は出歩くのも大変になりましたね。
大人たちはげっそりしてしまうような真夏の太陽光線ですが子どもたちはなんのその、毎日元気にお外をあせだくで走り回っているのでびっくりします。
しかし、元気とはいっても熱中症のリスクや水分不足のリスクは大人と同じです。
子どもは自分ではなかなか自身の異変に気付きにくいので身近な大人がこまめに様子を見てあげるようにしなければいけません。
今回は夏場に気を付けたいことの一つである水分補給についてのお話をさせていただきます。
水分補給をする理由と失われた水分の量
まず水分補給をする理由は夏場は体から汗として水分がなくなりやすいからです。
夏場でなくても人間は一日に2リットルほどの水分を薄なうと言われています。
2リットルというと大きいペットボトル2つ分。結構な量です。失われた2リットル分の水を摂取するというのは意識しないとなかなかできることではありませんが、水だけでなく食事などからも水分は補給されているのでまずは1リットル以上の水を摂取することから始めましょう。
水分を摂取する習慣づけ
寝起きと食事時、お風呂上りにはコップ1杯以上の水を摂取するようにしましょう。
朝は冷水よりも常温の水や白湯がおなかをびっくりさせないのでお勧めです。
失われた水分を再度しみこませるようにゆっくりと水分補給をしましょう。
お水以外の飲料でも水分補給はできますが甘味料を多く含むものはさらにのどが渇いてしまうおそれや肥満の原因にもつながりますので注意が必要です。
外出するときはいつも以上に水分補給を心がける
子どもに水筒を持たせるのはなかなか難しいかもしれませんので同行する保護者が水分補給には気を配り水筒を持参したりこまめに飲み物を買うようにしましょう。
喉はそんなに乾いて無いかもと思っても体は水分を欲しています。
目安としてはおしっこの色が薄い黄色~無色になるぐらいが夏場はベストです。
また、水分だけでなく汗や尿からは塩分も排出されるので塩タブレットなどの子どもの食べやすい塩分補給食も用意しておきましょう。
夏の野外では直射日光の当たる場所は避けて、汗もタオルでまめにふきとって、体温調節を上手にしましょう。