2021-09-15
お月見ってなあに?「十五夜」を楽しもう!
Category:子育てにお役立ち情報
「十五夜」って毎年日にちが違うの?
元々は月の満ち欠けを基準にしていた旧暦ですが、現在の新暦は昔の旧暦に比べ太陽の動きに1~2か月のズレがあるため9月中旬~10月上旬の間で満月の出る日を「十五夜」とされています。
古来より日本では「月」を神聖なものとしていましたが、「十五夜」としてお月見をして楽しむようになったのは平安時代からです。
当初は貴族の行事でしたが、江戸時代になると収穫祭や初穂祭として、庶民も広まって行きました。
「十五夜」庶民にとって稲が育ち無事収穫できる喜びに感謝する日でもありました。
「十五夜」におすすめの絵本
「お月見」には前述したように本来は様々な意味合いがあります。
ご家庭では美しい日本古来からのイベントをお子さまにも親しんでもらうために、1歳から2歳くらいのお子さまには綺麗な満月が出ている日には「お月さまきれいだね。今日はまん丸だね。」と月に興味を持ってもらうきっかけにしてください。
3歳くらいになると絵本を読んで「お月さまでウサギさんがお餅をついているね。」などと「十五夜」を身近に感じられるよう年齢そった説明をしてあげると良いでしょう。
おすすめの絵本としてご紹介いたします。
【パパ、お月さまとって!/エリック・カール】
月を見ていた女の子がとっても月が欲しくなって、パパにおねだりします。
月の形が変わったりする様子もわかりやすく、お月さまに興味を持てる楽しい仕掛けがある絵本です。
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【おつきみうさぎ (ピーマン村の絵本たち)】
お月見の日に保育園の先生と子どもたちがススキの中で出会ったうさぎを飼うことにしたところから物語は始まります。
うさぎの好きなニンジンをあげて食べないうさぎさん。
いろんなことを考える園児たちですが、実はこのうさぎは月から来たうさぎだったのです。
ストーリー性がありぐいぐいひき込まれていく内容になっています。
家庭でも楽しめる「お月見」
やはり「お月見」といえばお月見お団子ではないでしょうか?
オーソドックスなお団子も良いのですが、子どもと一緒にわいいうさぎの形のお団子を作ってみてはいかがですか?
長いお耳をつけてみたり、チョコで目をつけたり作る過程も楽しめます。
また子ども部屋の照明の中にうさぎの形に切り抜いた画用紙を入れて電気をつけると、あっという間にお部屋の中に満月の中にうさぎの影が浮かび上がります。
ちょっと光を落として、おやすみ前に「お月見」に関するお話をしてあげるのもおすすめです。
この他にも我が家ならではのオリジナルで中秋の名月「十五夜」をお子さまと一緒に美しい月を楽しんでみてくださいね。