「褒めて育てる」子育てのメリットとデメリットはあるの?|小規模認可保育園【サンライズキッズ 名古屋港園】

なごやみなとえん
名古屋港園
愛知県名古屋市港区浜2-2-2
名古屋市営地下鉄名港線 名古屋港駅より徒歩3分
050-5807-2204 (平日10:00-17:00 )
採用応募
お問い合わせ

名古屋港園ブログ

「褒めて育てる」子育てのメリットとデメリットはあるの?

2021-08-15

「褒めて育てる」子育てのメリットとデメリットはあるの?

「褒めて育てる」子育てのメリットとデメリットはあるの?

 

「褒めて育てる」のメリット
基本的に子育てにおいて「褒めて育てる」はとても良いこと!

1子どもは褒められるとそれが成功体験として、褒められて「嬉しかった」「楽しかった」と良い記憶として刻まれます。
すると次も頑張ろうという気持ちへと繋がります。

反対に子ども自身は一生懸命行ったことでも、結果的に親御さんを怒らせる結果につながってしまうこともあるでしょう。
例えば、ちょっと目を離した隙に、ママの真似事をして台所を散らかしてしまった・・なんてこともあります。

忙しい親の立場からすれば、「こんなに散らかして」と叱ってしまいがちですが、なぜそうなったのか過程を大切にしてください。

褒めるときもそうですが、叱る時も必ずなぜそうなったのか、子ども自身にじっくりと考えさせることが大切です。
一番よくないのが、結果だけで「褒める」「叱る」ことです。

結果だけで褒めたり叱ったりしていると、子どもは親が結果だけを求めていることを認識してしまいます。
そうなると極端ですが、ズルをして上手に描いたお友だちの絵を「わたしが描いたのー」などと平気で嘘をついたり、悪いことをした時も人のせいにしたりする子になってしまうこともあります。

褒める時も叱る時も、結果より過程を大事に、「よくがんばったね」「次はきっとうまくいくよ」などと声をかけてあげてくださいね。

 

「「褒めて育てる」のデメリット
デメリットよりメリットが大きい!ただし褒める過程に気をつけよう!

「褒めて育てる」はとても良いことではありますが、ただ褒めて終わる育て方だと、子どもとしても褒められないと努力することに意味がないのでは?と勘違いしてしまいます。

極端なことをいえば褒めておだてないと頑張れない子になってしまうかもしれません。
結果が良かった時もなぜそのような良い結果につながったのか、子どもと一緒に「考える時間」を大切にしてください。

例えば上手な絵が描けたなら、「うまくかけたね」「ここはどうやって描いたの?」などと、どんなことをしたのか子ども自身が再認識できる時間をつくることが大切です。

叱る時も感情に任せて叱ってしまう親御様もいらっしゃいますが、一歩踏みとどまって子どもの声に耳を傾けてください。

例えば子どもが泥んこになって帰ってきてしまって、親としては「こんなに汚して」となりますが、いざ話を聞いてみると「お友だちが雨のあとのぬかるみで転んで泣いてたから、起こしてあげようとしたら滑って自分も転んだの。洋服を汚してごめんなさい」と言われたらどうでしょう。

叱るどころか、「お友だちを助けようとしたんだね」「えらいね」となりませんか?

過程を振り返ることで、「褒める」「叱る」の結果も変わってきます。

今回は「褒めて育てる」のメリットとデメリットに焦点をあててご紹介しましたが、基本は「褒めて育てる」を実行してください。
そして褒めるときは誰かと比べて褒めたり、結果だけで褒めるのではなく前よりもできたこと、よくなったこと、努力したことを褒めてあげてください。

そうすることで「褒めて育てる」のデメリットは気にならなくなると思います。