2022-08-04
お子さんのあせも対策を万全に
Category:子育てにお役立ち情報
忙しい中ふと気づいたときにお子さんが必死に腕や首をかいているということはありませんか。
汗をかきやすい時期に肌をかいているのはあせもが原因ということが多いです。
白いぷつぷつのうちはホームケアで完治することができるあせもですが、悪化したりお子さんがかき壊したりした場合は通院が必要になります。
悪化しないよう対策を万全にしましょう。
小さな子どものあせもができやすい理由
あせもは大量の汗で汗腺がつまることにより生じる皮膚のトラブルです。
汗そのものは皮膚を体温を調節したり、皮膚を乾燥から守ったりといった身体にとって重要な役割を担っています。
夏は汗をかくことで体温を下げる効果があるため、汗をかくことはよいのですが、たくさん汗をかいたあとにほうちすることで皮膚トラブルを起こしやすくなるのです。
小さなお子さんは自分で汗を拭けず、汗腺が小さな身体に密集しているため汗腺がつまりやすく、あせもができやすいのです。
小さな子どものあせも対策
汗をかきすぎないこと、汗をたくさんかいたらふきとったりして肌を清潔に保つことがあせも対策になります。
●汗のチェックをする
長時間高温多湿の部屋にいるとたくさん汗をかいてしまいます。
できるだけ涼しく過ごせる環境を整えましょう。
定期的に汗をかいていないかチェックをすると対策を取りやすいです。
●汗をかいたら拭き取る
汗をかいたらこまめにハンカチやタオルでやさしく拭き取りましょう。
●大量に汗をかいたら汗を流す
たくさん汗をかいたらぬるめのシャワーや沐浴をして汗を流すようにしましょう。
石鹸はつかわず、タオルドライのあとはスキンケアをしっかりして乾燥を防ぎます。
●オムツをこまめに取り替える
オムツは想像以上に蒸れやすく腰や足の付根のギャザーの部分は汗をかきやすいもの。
湿っていることがわかればできるだけ早く取り替えてあげましょう。
●吸水・通気性の良い衣類を選ぶ
直接肌にあたる衣類は綿素材など吸水性や通気性に優れたものを選びましょう。
涼感素材などの合成繊維は吸水性がないものがあるので注意してください。
●涼しい環境を整える
汗をかくのは重要ですが、皮膚トラブルにつながらないよう、快適に過ごせるようにしましょう。
特にお昼寝を短時間でぐっすり眠れると、保護者の方の夜の安眠にも繋がります。
エアコンの設定温度は高めにと言われていますが、設定温度ではなく室内温度に注目してください。
扇風機やサーキュレーターを利用して直接お子さんに風が当たらないように配慮すると良いでしょう。