2021-08-30
防災の日をきっかけに備えてみましょう
Category:子育てにお役立ち情報
9月1日は「防災の日」。
全国各地でさまざまな災害が起こりうる日本で災害に備えることは大切です。
まだ小さいお子さんがいるご家庭は備えることがたくさんあるのでこの防災の日をきっかけに災害対策をみなおしてみませんか。
赤ちゃんがいる家庭の防災についてご紹介しましょう。
赤ちゃんと避難するための備え
災害時の備えとしてよく耳にする「備蓄」。しかし赤ちゃんがいるご家庭は特にどこから手を付けて良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
ポイントは普段どおりをいつもより多めに。
「たべたものを補充」と考えると賞味期限を気にする必要もありません。
非常持出袋=マザーズバッグ
備蓄をしておいてもいざというときには赤ちゃんや小さい子どもを連れて備蓄品を持って避難できるかというとそれは難しい話です。
赤ちゃんがいるご家庭におススメなのはマザーズバッグに普段から必要最小限のものを常に入れておくこと。
災害時には非常持出袋としてそのマザーズバッグを持ち出せばOKという状態にしておきましょう。
赤ちゃんとお出かけ中に被災した場合も慌てず対処できます。
マザーズバッグに入れておきたい防災グッズは以下の通りです。
・小銭を含めた現金
・携帯電話の充電器
・多めのおしりふき
・携帯トイレ
・流せるティッシュ
・抗菌スプレー
・授乳ケープやオムツ替えシートに代用できるサイズのストール
・抱っこひも
・マスク
・液体ミルク
・離乳食1食分や個包装のおやつ、ゼリー飲料などの水分や食べ物
・出血時の応急手当用パッド
子どものバッグに入れておきたい防災グッズ
歩けるようになると後ろへ転倒防止にリュックをいつももっている子もいるでしょう。
また、保育園や幼稚園に行っている子はいざというときに園バッグをもっている可能性が高いです。
そういったいつも持っているバッグに保護者の写真を入れておくようにしましょう。いざというときに「パパとママはこんな人」と見せることができます。
また、普段飲んでいるお茶やおやつ、お気に入りの手軽なおもちゃなども持って逃げるように話しておきましょう。
水の備蓄
備蓄をすると考える上で一番に思い浮かぶのは水ではないでしょうか。
水を備蓄するのであれば、一人一日2リットルと考えておくと良いでしょう。
非常時には清潔な水がすぐに手に入るとは限りません。
赤ちゃんの粉ミルク用の水は必ず備蓄するようにしましょう。
殺菌加熱済みの軟水であればそのまま使うことができます。
普段使うものを多く用意しておくのであれば問題ありませんが、備蓄の水を別に用意している場合は賞味期限に気をつけましょう。